内容
1.時代区分と構成 2.近代日本と西洋 3.国家形成期の政治 4.条約改正 5.建軍 6.第一次世界大戦と日本 7.二大政党政治の展開と崩壊 8.第二次世界大戦と日本 9.戦後体制の成立 10.日米安保体制の確立 11.経済成長・利益政治・国土開発 12.55年体制の展開と崩壊 13.冷戦後の安全保障政策 14.戦後日本の領土問題 15.戦後日本の歴史認識問題
明治維新から150年以上が経過し、戦前史と戦後史がおのおの半ばを占める。全体像を視野に入れるのが難しい一方で、再構成を試み、新しい知見を得るチャンスでもある。そこで、戦前、戦後それぞれを形成期と展開期とに明確に分け、四つの時代の個性に合わせた大胆な構成を採用した。
近現代日本の政治、外交についての基礎的な知識の習得、現代の政治や国際関係について、歴史的に考える視点を身につけるための一冊。