2次形式と直交群 復刻版(数学クラシックス 第3巻)
M.アイヒラー,
平松豊一
著
発行年月 |
2005年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
268p |
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大きさ |
22 |
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ジャンル |
和書/理工学/数学/代数学 |
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ISBN |
9784621064528 |
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商品コード |
1009939194 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1009939194 |
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内容
2次形式は,直角三角形に関するピタゴラスの定理に起源をもつ.また整数辺の直角三角形を見つけることは,2次形式の整数論にほかならない.18世紀以降になると,ガウスが2次形式を用いて2次体の整数論を論じた.本書では,この多項式として現れた2次形式をベクトル空間における距離(内積)とみなし,その不変群つまり直交群と組み合わせて考察を進める.本書はガウスの2元2次形式の数論から2つに分かれたn変数2次形式の数論と代数体の数論との統一を試みた,19世紀から20世紀にかけての数学者たちミンコフスキー,ジーゲル,ヤコビ,ブラント,ヘッケ等の仕事も含めた総合報告であり,内容は高度にオリジナルである.ドイツ語でしか読めなかった歴史的名著の邦訳復刻版.巻末に小野孝(ジョン・ホプキンス大学教授)による解説を収載.