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気象学と気象予報の発達史
堤 之智
著
発行年月 |
2018年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,330p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/地球科学/気象学 |
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ISBN |
9784621303351 |
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商品コード |
1028200639 |
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NDC分類 |
451.02 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2018年12月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028200639 |
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著者紹介
堤 之智(著者):理学博士。気象庁気象研究所海洋・地球化学研究部部長。専門は気候変動、大気環境。
内容
誰が現代の気象予報を作り上げたのか。この質問に答えるためには、多くの偉大な科学者たちの名前を挙げていく必要がある。我々がいつも何気なく手にする気象予報は、多くの科学者たちの努力の結晶なのである。気象学を推し進めた科学者の中には、現在では物理学者や化学者として名高い人物も存在している。本書では紀元前の気象予報からはじめ、21世紀に生きる我々に至るまで、気象学と気象予報がどのように変遷したかをたどる。気象予報はいつの時代も必要とされてきたが、その目的は安定した収穫、安全な航海、災害への備え、墜落しない飛行機、そして戦争での勝利といったように、時代によって変遷している。しかし、いずれも簡単な問題ではなく、時代の先端の知識を、トップランナーの科学者が駆使することで、初めて解決されてきた。いまだ進化を続ける気象学と気象予報が、どのように編み上げられてきたのかを知ることのできる稀有な一冊。