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科学の曲がり角~ニールス・ボーア研究所 ロックフェラー財団 核物理学の誕生~
フィン・オーセルー
著
矢崎 裕二
翻訳
発行年月 |
2016年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,310p,115p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/理工学/自然科学/自然科学 |
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ISBN |
9784622079873 |
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商品コード |
1020490434 |
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NDC分類 |
407.6 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2016年07月1週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2016/07/03、読売新聞 2016/07/03 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1020490434 |
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著者紹介
フィン・オーセルー(著者):ジョンズ・ホプキンズ大学より科学史で博士の学位を取得。コペンハーゲンのニールス・ボーア・アーカイヴの所長。
内容
「1930年代にニールス・ボーア研究所では核物理学への転向が起こった。また同時期に国際的基礎科学への資金援助情勢にも変化が生じた(ロックフェラー社会貢献事業に見られる変化などはその代表である)。そして研究所の転向は、この変化に対するボーアの反応と行動によって起こった。これは一体どういうことを指しているのか、そして、それに関わって起こったことは何だろうか」。世界の頭脳といわれる研究者が集まって純粋な研究機関としてはじまった研究所が、経済援助を受けるとどうなるのか。多くの分野に貢献事業を起こしたロックフェラー財団は、具体的に何をしてきたか。第二次大戦中から現在にいたる、科学が国家と経済界に組み込まれていく起源を、ニールス・ボーアおよび研究所とロックフェラー財団のやりとりに見据え、核物理学を中心に当時の現場をたどる。