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第一次世界大戦の起原 改訂新版・新装版

ジェームズ・ジョル  著

池田 清  翻訳
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価格 \4,950(税込)         

発行年月 2017年01月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 400p
ジャンル 和書
ISBN 9784622085928
商品コード 1023921595
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1023921595

内容

戦争と革命の世紀となった20世紀。その序幕は、第一次世界大戦の勃発だった。“運命の夏”1914年7月に、長い導火線の火はついにサライェヴォで爆発し、ヨーロッパ各国はつぎつぎと戦争に突入する。しかもそれは短期決戦という予想を裏切り、史上はじめての総力戦となった。開戦の複雑な経緯は、いまだに歴史家を魅了してやまない。著者はいわゆる〈7月危機〉に焦点を絞り、そこにダイナミックに集中していく歴史の力学のベクトルを、ひとつひとつ検証していく――帝国主義的な軍備競争、各国の内政の力関係、国際経済、時代の雰囲気。それらは開戦の決定にどう連動したか。また、決定責任者の個人責任はどこまで追及されるべきか。改訂新版は、初版刊行後8年間の研究を組み込み、とくに戦争の導火線といわれたイタリアの動向をより深く掘り下げて、戦争の起原を長いタイムスパンで解明する。現代史家として日本でも評価の高い著者の、名著復活である。そして本書は、第一級の歴史書が深い人間洞察の書であることを立証するだろう。

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