丸善のおすすめ度
イングリッシュネス~英国人のふるまいのルール~
ケイト・フォックス
著
北條 文緒,
香川 由紀子
翻訳
発行年月 |
2017年12月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
8p,200p,10p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
---|
|
|
ISBN |
9784622086604 |
---|
|
商品コード |
1025924862 |
---|
NDC分類 |
382.33 |
---|
|
|
本の性格 |
学生用 |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2018年01月3週 |
---|
書評掲載誌 |
日本経済新聞 2018/01/06 |
---|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025924862 |
---|
著者紹介
ケイト・フォックス(著者):ケンブリッジ大学で人類学・哲学の学位を取得。社会人類学者。オックスフォードを拠点とする社会問題調査センター(SIRC)の共同ディレクター。共著に「イギリスPubウォッチング」など。
内容
名乗りながら笑顔でイギリス人に手を差し出したとき、鼻に皺をよせてあいまいな笑みが返ってきても、肩すかしをくった気分になることはない。どんな仕事をしているのか、結婚はしているか……知りたくても、尋ねてはいけない。「推理ゲーム」「相互情報開示計画」に参加して外側からじわりじわりと正解にたどりつくのがルール。パブで、いつ果てるともしれぬ客同士の応酬――自慢し合い、罵り合いを目の当たりにしても、はらはらするにはおよばない。カウンターに群がる客の中で、注文をとってもらおうと手をあげてウェイターを呼んだら顰蹙をかう。そこには「パブでの会話」の、「見えない列」の、「パントマイム」のルールが存在している。晴れていようが吹雪こうが会えばまず天気の話。感情をあらわにすることを避け、ひとこと話すにも独特のユーモアとアイロニー。これを使ったが最後「下の階級」の烙印を押されてしまう7つの言葉とは…… 男性・女性を問わず、あらゆる年代、階級の英国人のふるまいと会話を人類学の手法によって観察し、隠れたコードを導き出すことで、イギリス文化をかろやかな筆致で描いた本書は、第一版刊行より10年来のベストセラー。本書はその前半を収める。