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一般言語学の諸問題 新装版

エミール・バンヴェニスト  著

河村正夫, 木下光一, 高塚洋太郎, 花輪光, 矢島猷三  翻訳
岸本通夫  監修
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価格 \7,150(税込)         

発行年月 2022年05月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 8p,329p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/概論・参考図書
ISBN 9784622095187
商品コード 1034552782
NDC分類 801
基本件名 言語学
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年06月3週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034552782

著者紹介

エミール・バンヴェニスト(著者):(Emile Benveniste)
1902-1976。パリ大学高等研究院の比較言語学・イラン語学指導教授、コレージュ・ド・フランス教授を歴任。印欧比較言語学の研究の他にも、ソグド語文書やバクトリア碑文の解読など、秀れた業績がある。『一般言語学の諸問題』(I、II)の他、著作・論文多数。
河村正夫(翻訳):(かわむら・まさお)
1924年滋賀県に生まれる。東京大学卒業。元早稲田大学教授。1976年歿。著訳書『フランス語のメカニズム』『フランス語動詞の活用』(共著)『言語学事典』(共訳)『アール・デコ』等。
木下光一(翻訳):(きのした・こういち)
1928年東京に生まれる。アテネ・フランセ卒業。獨協大学名誉教授。フランス語学専攻。著訳書『言語学事典』(共訳)『言語理論小事典』(共訳)『ラルース言語学用語辞典』(共編訳)『白水社ラルース仏和辞典』(共編)等。
高塚洋太郎(翻訳):(たかつか・ようたろう)
1923年和歌山県に生れる。京都大学卒業。フランス語学・言語学専攻。元関西学院大学教授。1996年歿。著訳書『中世フランスのテキストの研究』『新和仏中辞典』(共著)等。
花輪光(翻訳):(はなわ・ひかる)
1932年、山梨県に生れる。東京教育大学大学院博士課程中退。元筑波大学教授。1999年歿。著書『ロラン・バルト』訳書 バルト『新=批評的エッセー』『物語の構造分析』『明るい部屋』『音と意味についての六章』等。
矢島猷三(翻訳):(やじま・ゆうぞう)
1934年東京に生れる。京都大学大学院博士課程修了。ロマンス語学専攻。愛知県立大学名誉教授。2006年歿。著訳書『言語の本質』(共訳)『フランス語の進化と構造』(共訳)『言語の構造』(共訳)『コンコルド和仏辞典』(共著)等。
岸本通夫(監修):(きしもと・みちお)
1918年福岡県に生れる。1941年東京大学卒業。言語学専攻、元甲南大学教授。1991年歿。著訳書『ユーラシア語族の可能性』『古代オリエント』『ヨーロッパ文学とラテン中世』(共訳)等。

内容

「この言語学の新しい方法は、他の学問分野の先例、さらには模範に当たるものとさえなり、今やことばの諸問題は多種多様な専門分野からの関心を集めて、そうした隣接分野の数も増加の一途を辿っている」
(「言語学の発展を顧みて」より)
「能動態の動詞形が、はじめは中動態に対立し、後には受動態に対立しているのが見られる」
(「動詞の能動態と中動態」より)

ソシュールの後継者と称され、ヤーコブソンと並び20世紀を代表する言語学者の主著の一冊。収録21篇の論文は、言語学の領域をこえて、文化人類学、社会学、歴史学、精神分析とも関連する広がりをもつ。ソシュールの歴史的意味、言語学における《構造》とは、能動態と中動態・受動態、印欧語彙における贈与と交換など、言語と人間・文化の関係を考えるうえで重要な書。

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