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デモクラシーの現在地~アメリカの断層から~

青山直篤  著

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価格 \2,970(税込)         

発行年月 2022年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 296p,8p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/総記/総記/百科事典・辞典・各種辞典・地図・年表・人名事典
ISBN 9784622095453
商品コード 1035094522
NDC分類 302.53
基本件名 アメリカ合衆国
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2022年11月4週
書評掲載誌 東京・中日新聞 2022/10/30、日本経済新聞 2023/01/14
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1035094522

著者紹介

青山直篤(著者):(Aoyama Naoatsu)
朝日新聞記者。1981年横浜生まれ。2003年東京大学法学部卒業。共同通信記者をへて米タフツ大学大学院フレッチャー・スクール修了。2008年に朝日新聞社入社。山口総局、GLOBE編集部、経済部を経て、18年-22年、アメリカ総局(ワシントン)にて、貿易戦争やコロナ危機の激動に揺れたトランプ・バイデン政権期を取材。取材班の一員として執筆に関わった本に『ルポ 税金地獄』(朝日新聞経済部、文春新書、2017年)、『分極社会アメリカ』(朝日新聞取材班、朝日新書、2021年)などがある。本書が初の単著。現在は国際報道部次長。

内容

「相互的な(reciprocal)……これがものすごく大事な言葉だ」(序章より)。2018年4月、日米首脳会談後の会見で、トランプ大統領はこう言った。かつて福沢諭吉も説いたこの言葉こそ、戦後の日米関係がはらむ矛盾を照らし出すものだった――。
著者は、2018年4月から22年3月までの4年にわたり、朝日新聞の経済・通商担当特派員として、米中貿易戦争、コロナ危機、連邦議会襲撃、ロシアのウクライナ侵攻などに揺れるトランプ・バイデン政権期のアメリカを追った。変化の底流を探るべく、19世紀フランスの思想家トクヴィルの観察記『アメリカのデモクラシー』を手がかりに、貿易戦争の荒波をかぶる大豆農家、「幽霊病院」で再生をはかる旧炭鉱街、日米協力が深化する多国籍の半導体メーカー、河港プロジェクトに挑む全米一人口が減った町など、さまざまな「断層」の現場を訪ねる。その傍ら、米通商代表部(USTR)のR・ライトハイザーや「エレファントカーブ」で知られるB・ミラノヴィッチ、ノーベル経済学賞を受賞したA・ディートンなど数多くの当局者や識者とも対話を重ねた。〈草の根〉の人々と〈鳥〉の視点で考える識者らの取材をへて見えた、〈デモクラシー〉の可能性とは?
激変する超大国の肖像を通し、「存在の根幹にアメリカが深く関わる国」日本の針路をも問う、深層報告の決定版。

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