福祉レジームの変容と都市再生~雇用と住宅の再構築を目指して~(シリーズ・現代の福祉国家)<<都市再生と社会的排除より改題>> 288p 2010
小玉 徹 著
目次
序章 ポスト工業化時代における都市の変容と労働・住宅政策(都市経済の変容と新たな労働。住宅政策 欧米における住宅手当-住宅配分、所得分配との関連で 積極的労働市場政策、ワークフェア、住宅手当) 第1章 新自由主義のもとで深刻化する社会的排除-ニューヨークの再生と居住危機(脱工業化によるアメリカ大都市圏の変容 ニューヨーク大都市圏の変容と「都市再生」 退行するニューヨーク市のホームレス対策) 第2章 ボトムアップによる社会的包摂への制約条件-マンチェスターにおけるインナーシティ再生(UDCによるインナーシティ問題への対応-トリクルダウン NDCによるインナーシティ問題への対応-ボトムアップ アーバン・ルネッサンスからNDCを評価する 社会的排除へのマクロ的な対応1-労働市場への包摂 社会的排除へのマクロ的な対応2-住宅市場への包摂) 第3章 リベラルへと変容する保守主義レジーム-ハルツ改革下のベルリンと「社会都市」(労働市場改革にともなう住宅手当の変容 「場所」の問題としての社会的排除 ベルリンにおける社会都市の実践と制約条件 ソーシャル・ミックスを維持するオランダのワークフェア) 第4章 脆弱化する日本型ワークフェアとその再編-東京における都市再生と社会的排除の空間化(「新しいセーフティネット」の日本的特徴 雇用と住宅のセーフティネットを超えて)
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