近代ヨーロッパの探究<15> 福祉
高田 実, 中野 智世 著
内容
目次
序章 「福祉の複合体」の国際比較史 第1章 救貧法とボランタリズム 近世化のなかのコモンウェルス-イギリス福祉国家の歴史的源流を求めて 第2章 連携する官民の福祉 ゆりかごから墓場まで-イギリスの福祉社会一八七〇〜一九四二年 第3章 フランス革命の理念と現実 公と民の対抗から協調へ-一九世紀フランスの福祉史 第4章 国家福祉の生成と展開 社会国家の生活保障-近代ドイツにおける社会保険と福祉政策 第5章 福祉国家と民間福祉 福祉国家を支える民間ボランタリズム-二〇世紀初頭ドイツを例として 第6章 市民社会と福祉国家 福祉国家のオルターナティヴ?-二〇世紀初頭スウェーデンにおける福祉社会 第7章 「労働」による援助 宗教的慈善から世俗的博愛へ-イタリアにおける世俗的援助団体と「公的」福祉の成立 第8章 チャリティ、地域福祉、国家福祉 救貧のトリアーデ-近代ロシアにおけるチャリティ、地域、国家
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