著者紹介

内容

目次

はじめに——大正は遠くなりにけり（1977） 序　章　子として、孫として——多面体の揺籃（1883〜1904） 第１章　継走のために——旅立ちのとき（1904〜17） 　１　青年・重遠——旧制一高から東京帝大へ 　２　観察者・重遠——『欧米留学日記』と『留学思出話』 　３　新進学徒・重遠——『戦争ト契約』から『離婚制度の研究』まで 第２章　希望にみちて——立法と社会教育・社会事業（1918〜31） 　１　立法家・重遠——大正改正要綱と改正弁護士法・児童虐待防止法 　２　社会活動家・重遠—東大セツルメントと社会教育協会 　３　教育家・重遠——夏期大学・明大女子部・公民教科書・有閑法学 第３章　家族法のパイオニアとして——「人と人の結合にあり」（1933） 第４章　難局をいきる——公人として、私人として（1931〜45） 　１　大学人・重遠——瀧川事件から学徒出陣まで 　２　家庭人・重遠——夫として、父として、兄として、舅として 　３　文化人・重遠——『独英観劇日記』『歌舞伎思出話』の周辺 第５章　新生にむけて——いまこそ、われらの法を（1945〜51） 　１　大夫・重遠——「任重く、道遠し」 　２　法官・重遠——法と道徳、尊属殺違憲論を通じて 終　章　市民＝法学者として——翼を広げて（1952） 主要参考文献 あとがき 穂積重遠略年譜 人名・事項索引