イギリス社会政策講義~政治的・制度的分析~
マイケル・ヒル, ゾーイ・アービング 著
著者紹介
内容
目次
日本語版への序文 第8版への序文 第1章 社会政策を学ぶ 1 はじめに 2 個人と社会 3 権利と義務 4 社会政策——収集魔,それともゼリー菓子,あるいは添え物のサラダ? 5 本書の内容 ◇より深く学ぶための読書案内 第2章 現代社会政策の形成 1 はじめに 2 貧困と福祉国家以前の国家 3 20世紀初頭の「福祉国家」の出現 4 ベバリッジの「5つの巨悪」 5 ベバリッジ以降の福祉国家 ◇より深く学ぶための読書案内 第3章 社会政策の立案策定 1 はじめに 2 代議政体モデル 3 中央統治制度 4 権限移譲 5 地方行政 6 ヨーロッパの中のイギリス 7 グローバルな文脈 8 人々の声 9 政策の立案策定におよぼす影響力 10 省庁の権力——官僚の役割と外部団体と政治コミュニティの影響力 ◇より深く学ぶための読書案内 第4章 政策執行 1 はじめに 2 政策執行の構造——中央政府 3 政策執行の構造——地方政府 4 政策執行の分析 5 政策形成の諸問題 6 政策移転のプロセスにおけるさまざまな「階層」の問題 7 政策執行機関の対応に影響をおよぼす要因 8 水平的な組織間関係 9 社会・政治・経済的環境 10 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第5章 社会保障 1 はじめに 2 イギリスの社会保障における際立った特徴 3 拠出制給付 4 雇用主が支給すべき給付 5 非拠出制および資力調査無しの条件付き給付 6 資力調査付き給付 7 税額控除 8 給付制度に関する統計 9 年金改革 10 資力調査に伴う問題 11 社会保障における家族生活と女性の役割についての仮定 12 社会保障給付の水準と貧困 13 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第6章 雇用政策 1 はじめに 2 雇用政策への代替アプローチ 3 雇用政策へのイギリス・アプローチの進展 4 EU加盟のイギリスへの影響 5 主な雇用政策措置 6 訓 練 7 労働市場への参加の奨励/強制 8 失業軽減か,雇用促進か 9 政府による労働条件と雇用保障の規制 10 雇用と社会政策——ヨーロッパの未来? 11 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第7章 保健医療政策 1 はじめに 2 国民保健サービス(NHS)の組織と運営 3 保健医療サービスへの患者のアクセス 4 NHSの財政 5 運営と専門職の説明責任 6 保健医療サービスのニーズと分配 7 治療の平等——民間部門の影響 8 治療の平等——健康と医学的措置の不平等 9 健康のための政策か疾病のための政策か 10 代表性と公共性の保護 11 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第8章 成人のためのソーシャルケア 1 はじめに 2 ソーシャルケア・サービスの概観 3 入所型ケア——より詳細な検証 4 入所型施設の外でおこなわれるケア 5 ダイレクト・ペイメントと個人予算 6 対人ソーシャルケアと保健医療サービスの関係 7 ニーズと優先順位 8 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第9章 教育と子ども 1 はじめに 2 公費による学校システムの組織と経営 3 高等教育と継続教育 4 児童ケア 5 児童養護 6 教育システムの監督 7 政府とカリキュラム 8 教育システムにおける多様性と選抜性 9 教育と社会的に不利な状態におかれた子ども 10 教育とエスニック・マイノリティ 11 特別支援教育とその他の福祉的措置 12 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第10章 住 宅 1 はじめに 2 住宅システムが今日の形態に至るまで 3 社会的住宅セクター 4 持 家 5 民間借家 6 ホームレス 7 社会的排除と残余化 8 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 第11章 世界の中のイギリス 1 はじめに 2 政策学習 3 先進福祉国家の姿 4 比較理論の中のジェンダー・多様性・文化 5 社会政策の比較 6 上からと下からの社会政策 7 結論——比較の中のイギリス ◇より深く学ぶための読書案内 第12章 社会政策と社会変化 1 はじめに 2 家族の変化 3 職業生活の変化 4 イギリスの人口の変化 5 結 論 ◇より深く学ぶための読書案内 参考文献 監訳者あとがき 索 引
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