ハンドブック経済学 改訂版
内容
目次
はしがき(國部克彦・地主敏樹) 第Ⅰ部 基 礎 第1章 ミクロ経済学(下村研一) 1 なぜ経済か 2 なぜ経済学か 3 なぜミクロ経済学か 4 ミクロ経済学の連立方程式 第2章 ゲーム理論(宮川栄一) 1 ゲーム理論とは 2 ゲーム理論の基本概念 3 ゲーム理論の使い所 第3章 マクロ経済学(中村 保・春山鉄源) 1 マクロ経済学とは何か 2 国民所得会計 3 経済成長 4 景気循環 5 マクロ経済学のすすめ 第4章 経済学史(久松太郎) 1 古典派経済学 2 マルクス経済学 3 限界革命と新古典派経済学 4 ケインズの経済学と現代 第5章 日本経済史(橋野知子) 1 経済史で何を考えるのか 2 産業革命と日本経済 3 通説を疑う 4 日本経済史を勉強する意味とは 第6章 西洋経済史(奥西孝至・重富公生) 1 西洋経済史を学ぶ意味 2 中世から近代へ 3 産業革命と経済成長 4 世界経済ネットワークの拡大 第7章 計量経済学(難波明生) 1 計量経済学とは 2 確 率 3 統計学 4 線形回帰モデルの分析 5 計量経済学の分析例 第8章 経済政策原理(永合位行) 1 経済政策論の枠組み 2 経済政策の目的 3 経済政策の手段 4 経済政策の主体 第Ⅱ部 応 用 第9章 公共経済学(畳谷整克) 1 公共財と市場の失敗 2 リンダール・メカニズムとフリー・ライダー問題 3 多数決投票と公共財供給 4 公共部門が公共財供給以外で果たすべき役割 5 政府か民間か 第10章 財政学(宮崎智視) 1 「財政」とは? 2 「財政学」の歴史と政府の役割 3 租税入門 4 税の超過負担と異時点間の財政運営 5 政府の経済介入の留意点――政府規模に関する議論と「政府の失敗」 第11章 金融論(滝川好夫) 1 金融システムの全体図 2 金融機関と金融市場 3 通 貨 4 金融政策の運営 5 金融政策の波及経路――コールレートvs.日銀当座預金・マネタリーベース 第12章 労働経済学(勇上和史) 1 労働経済学とは何か 2 外部労働市場の理論 3 内部労働市場 第13章 産業組織論(柳川 隆) 1 産業組織論とは 2 産業組織論の分析枠組みと基本的思想 3 競争政策 4 公的供給と規制 5 効率的で公平な産業組織に向けて 第14章 環境経済論(石川雅紀・竹内憲司) 1 環境と経済のかかわり 2 環境経済学とは 3 インセンティブを使う 4 不確かな未来に挑む 5 日本と環境問題 第15章 社会政策論(藤岡秀英) 1 社会政策論と社会問題 2 社会政策と社会保障 3 福祉国家の転換と福祉社会への展望 第16章 人口政策(衣笠智子) 1 人口の歴史的変遷と経済 2 労働・貯蓄と人口ボーナス 3 農業と人口および技術進歩 4 出生率の決定要因 5 今後の人口政策の課題 第Ⅲ部 国 際 第17章 国際貿易論(中西訓嗣・胡 雲芳) 1 貿易パターン 2 貿易利益 3 企業理論と生産の国際展開 4 WTOと貿易政策 5 国際貿易と経済成長 第18章 国際マクロ経済学(橋本賢一) 1 国際マクロ経済学の対象 2 国際市場取引 3 為替レートの決定理論 4 マンデル=フレミングモデル 5 ミクロ的基礎づけによる応用 第19章 国際政治経済学(石黒 馨) 1 国際政治経済学とは何か 2 国際政治経済の2レベルゲーム分析 3 EPA交渉の国際政治経済学 第20章 先進国経済:アメリカ経済(地主敏樹) 1 アメリカ経済を見る眼 2 連邦制 3 金融危機と連邦制 4 金融危機と金融イノベーション 5 地価バブル崩壊と金融危機 第21章 先進国経済:欧州経済(吉井昌彦) 1 EU統合の深化 2 EUの運営 3 危機に直面するEU 4 EUの今後 第22章 新興国経済:中国経済(加藤弘之・梶谷 懐) 1 いまなぜ中国経済か 2 中華人民共和国の65年 3 中国型資本主義とは何か 4 中国経済が直面する3つの課題 5 中国経済のゆくえ 第23章 新興国経済:インド経済(佐藤隆広) 1 長期的視野から見たインド経済 2 開発戦略から見た長期変動 3 マクロ経済から見た長期変動 4 インド経済の展望 第24章 新興国経済:ブラジル経済(浜口伸明) 1 ブラジル経済への誘い 2 ブラジル経済の発展プロセス 3 マクロ経済問題 4 経済発展の課題 5 政治と経済 第25章 新興国経済:東アジア経済(地域統合)(金京拓司) 1 東アジアにおける域内貿易の拡大 2 自由貿易地域の拡大 3 ASEAN+3の金融協力 4 アメリカ発の金融危機の影響 第26章 経済開発と貧困削減(山崎幸治) 1 貧困に関する諸概念 2 貧困の現状 3 貧困の計測 4 貧困の諸相 第27章 開発経済学(内田雄一郎) 1 発展途上国とは 2 開発経済学創成期(1940~1960年代) 3 1970年代の開発経済学 4 新古典経済学の台頭 5 1980~1990年代の開発経済学 6 これからの開発経済学 索 引
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