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改正精神衛生法時代を戦った保健所のPSWたち~萌芽するコミュニティソーシャルワークを支えた開拓型支援モデル~(MINERVA社会福祉叢書 57)
加納 光子
著
発行年月 |
2017年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,362p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/社会保障・社会福祉・社会政策
/社会保障・社会福祉・社会政策 |
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ISBN |
9784623081431 |
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商品コード |
1025642020 |
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NDC分類 |
369.28 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年12月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1025642020 |
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著者紹介
加納 光子(著者):1944年大阪府生まれ。同志社大学大学院社会学研究科社会福祉学専攻博士後期課程修了。博士(社会福祉学)。精神保健福祉士。PSWとして活躍。大阪ソーシャルサポートシステム研究所代表。
内容
精神障害者への人権意識が希薄であり、支援は医療主導全盛であった、改正精神衛生法の時代(1965‐1987年頃)。全国に先駆けて大阪府が、保健所で地域精神保健支援を行う福祉職(PSW)を20名配属した。そのPSWたちは、なすべき業務が不明の中で、当時、主流であった「治安と治療」ではなく「生活の保障」を目的に支援にあたった。本書では、そのPSWたちにインタビュー調査を行い、開拓期において生じた業務観、PSW観を「開拓型支援モデル」と名付けて紹介する。そしてこのモデルは、サービスの細切れな提供に終始しがちな、現在の精神障害者領域の支援にも有効であることを明らかにしていく。