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EUを考える(現代世界-その思想と歴史 3)

田中浩 編  編
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価格 \2,640(税込)         

発行年月 2011年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 244p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/社会科学/法律/国際公法
ISBN 9784624301163
商品コード 1003832176
NDC分類 329.37
基本件名 ヨーロッパ共同体
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2011年10月5週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1003832176

著者紹介

田中浩 編(編者):田中 浩1926年、佐賀県生まれ。東京文理科大学哲学科卒。聖学院大学大学院教授、一橋大学名誉教授。政治思想専攻。著者に『長谷川如是閑研究序説』、『カール・シュミット』(未來社)、『ホッブズ研究序説』(御茶の水書房)、『国家と個人』(岩波書店)ほか。共訳書にカール・シュミット『政治的なものの概念』『政治神学』(未來社)ほかがある。

内容

現代世界におけるもっとも重要な政治・経済共同体のひとつであるEU。経済通貨統合、司法協力、外交・安全保障、そして福祉・環境・メディア政策まで、その喫緊の課題を12名の論者が考察し、好評を博した「未来」リレー連載の単行本化。ギリシア経済危機と東方拡大をめぐる議論が紛糾するなか、新たな中期戦略「ヨーロッパ2020」とともに再スタートをきったEUのこれからを展望する充実の書。
目次
中村健吾
 リスボン戦略の十年でEUはどう変わったか
  --金融によって支配される蓄積レジームの危機

廣瀬真理子
 福祉国家改革における「現代化」と「活性化」について
  --オランダの事例を中心に

穴見明
 ヨーロッパにおける領域的空間の変質
  --オーレスンド・リージョンの事例に沿って

上原史子
 気候安全保障に取り組むEU
  --EU共通外交安全保障政策の新たな展開

岡本和之
 EU東方拡大とユーゴスラヴィア
  --その歴史的意味を探る

松尾秀哉
 ベルギーと欧州統合
  --EU大統領・その後のベルギー

田中浩
 EUの実験
  --その思想的・歴史的前提

大木雅夫
 欧州連合の歩む遠い道
  --そのシンボルの光と影

鈴木弘貴
 EUのメディア政策
  --「ヨーロッパ人」の誕生に向けて

田中拓道
 社会的ヨーロッパと新しい福祉政治
  

グレン・D・フック
 ヨーロッパのなかのイギリス
  --その「特別な関係」

宮本太郎
 社会的包摂とEUのガバナンス

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