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イギリス革命講義~クロムウェルの共和国~(転換期を読む 13)
トマス・ヒル・グリーン
著
田中 浩,
佐野 正子
翻訳
発行年月 |
2011年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
201p,10p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/歴史学/イギリス・アイルランド史 |
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ISBN |
9784624934330 |
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商品コード |
1003528275 |
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NDC分類 |
233.052 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2011年10月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1003528275 |
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著者紹介
トマス・ヒル・グリーン(著者):トマス・ヒル・グリーン 1836年生まれ、1882年歿。英オックスフォード大学にて哲学・倫理学の教授を務めたほか、公共善と個人の自由との両立を理論化し、20世紀の福祉政策に大きな影響を与える。主著Prolegomena to Ethicsは河合榮治郎や西田幾多郎、和辻哲郎らに論じられ、1902年には日本語訳『グリーン氏倫理学序説』(金港堂)が刊行されている。
田中 浩(翻訳):田中 浩 1926年生まれ。東京文理科大学哲学科卒。聖学院大学大学院教授、一橋大学名誉教授。政治思想専攻。著書に『長谷川如是閑研究序説』『カール・シュミット』(未來社)『ホッブズ研究序説』(御茶の水書房)『国家と個人』(岩波書店)ほか。共訳書にカール・シュミット『政治的なものの概念』『政治神学』(未來社)ほか。
佐野 正子(翻訳):佐野 正子 1961年生まれ。東京神学大学大学院博士課程修了。聖学院大学准教授。キリスト教倫理学・キリスト教会史専攻。共訳書にリンゼイ『わたしはデモクラシーを信じる』(聖学院大学出版会)。
内容
魂の自由を求める情熱を現実化したコモンウェルスという冒険的な企ては、一見したところ大失敗に終わりました。しかし、これは表面的な見方にすぎません。(本文より)
権謀術数うずまく17世紀イギリスにおいて、ただ宗教的使命感をたよりに改革を志したふたりの異才、政治家ヘンリー・ヴェインと指揮官オリヴァー・クロムウェル。教会・議会・軍部の激しい権力闘争のなかで瓦解した〈コモンウェルス〉にかれらが託した理想とはいかなるものであったか。孤高の倫理学者グリーンが語り尽くしたピューリタン革命の真実。
目次
第一講 革命前夜――思想的背景としての宗教改革
第二講 内戦勃発――独裁か、共和制か
第三講 束の間の勝利――コモンウェルスの誕生
第四講 「荒野」への撤退――革命が残したもの
解説(田中浩)