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南欧怪談三題(転換期を読む 14)

アナトール・フランス, プロスペル・メリメ, ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーザ  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2011年10月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 161p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/フランス文学
ISBN 9784624934347
商品コード 1004849977
NDC分類 953.68
基本件名 小説(フランス)-小説集
本の性格 学術書/学生用
新刊案内掲載月 2011年12月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1004849977

著者紹介

アナトール・フランス(著者):アナトール・フランス(一八四四~一九二四)フランスを代表する詩人・小説家・批評家。十九世紀末から二十世紀初にかけて人気を博し、一九二一年のノーベル文学賞を受賞している。フランス全土を二分した反ユダヤ人差別問題「ドレフュス事件」において、エミール・ゾラとともにドレフュス擁護に立ち、その再審と無罪判決を勝ち取るのに貢献、良心的知識人の面目を発揮した。
プロスペル・メリメ(著者):プロスペル・メリメ(一八O三~一八七O)フランスの作家、歴史家、考古学者、官吏。『シャルル九世年代記』、そしてビゼーのオペラ『カルメン』の原作となった同名の短篇の作者として有名である。法学を学んだ後官吏になり、歴史記念物監督官として、多くの古代・中世の遺跡保存に活躍した。
ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーザ(著者):ジュゼッペ・トマージ・ディ・ランペドゥーザ(一八九六~一九五七)イタリアの著述家。同名のイタリア最南端アフリカのチュニジア沖合に浮かぶ小島に由来するシチリアの大貴族で、この島を領有していたので島名にランペドゥーザの名が入っている。ヴィスコンティによって映画化された『山猫』の作者として知られる。

内容

非ヨーロッパ世界とヨーロッパ世界においてかなりの違いがある「怪談」のあり方。キリスト教の一神教的万物支配から脱しつつかつルネサンスの理性万能主義にも圧されず、限りある存在の人間と外界世界との間に忍び入る“不思議な物語”――そのなかでも南欧を舞台にした怪奇譚三篇を選りすぐり、軽妙な文体で訳した一冊。『亡霊のお彌撒』(A・フランス)『ヰギヱのヴェヌス』(P・メリメ)『鮫女』(G・T・ランペドゥーザ))の三篇を収録。

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