敗者の日本史<19> 二・二六事件と青年将校
筒井 清忠 著
内容
目次
クーデターの「真実」 プロローグ/Ⅰ 昭和維新運動(北一輝と猶存社〈老壮会の設立/満川亀太郎/大川周明/老壮会の特徴/猶存社の創立/北一輝の生い立ち/『国体論及び純正社会主義』/運動家としての北/『日本改造法案大綱』/猶存社の活動/東京帝大「日の会」/朝日平吾事件〉以下細目略)/青年将校運動の開始/桜会結成から五・一五事件まで)/Ⅱ 昭和陸軍の形成(「下剋上」の時代/皇道派と統制派の対立)/Ⅲ クーデター計画の実像(青年将校の人物像/直接的動因とクーデター謀議の開始/クーデター計画の構築/クーデター計画と天皇観)/Ⅳ 二・二六事件の勃発と展開(襲撃と占拠/暫定内閣をめぐる攻防/石原莞爾の動き/二十七日の情勢/流血か大詔か―香椎戒厳司令官の上奏案/自決か抗戦か)/Ⅴ 二・二六事件の終焉(鎮圧/軍法会議)/二・二六事件をめぐる論点 エピローグ
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