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家族の人類学~マレーシア先住民の親族研究から助け合いの人類史へ~
信田 敏宏
著
発行年月 |
2019年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
261p |
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大きさ |
20cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/民族学・民俗学・人類学/民族学・民俗学・人類学 |
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ISBN |
9784653043850 |
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商品コード |
1030571869 |
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NDC分類 |
382.239 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2019年09月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030571869 |
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著者紹介
信田 敏宏(著者):1968年東京都生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得退学。博士(社会人類学)。国立民族学博物館教授。専門は社会人類学、東南アジア研究。著書に「ドリアン王国探訪記」など。
内容
マレーシアの「森の民」と呼ばれるオラン・アスリの家族・親族研究から、人類史的な視点で「助け合うこと」の過去と未来を考える。
マレーシアの「森の民」と呼ばれるオラン・アスリ。先住民である彼らが、歴史的に権力や外圧に翻弄されながらも、家族・親族の強いつながりに支え合いながら生きのびてきた歴史を説き明かすとともに、NGOを介して外部世界との新たな関係の構築が試みられている現状を紹介。人類史的な視点で「助け合うこと」の過去と未来を考える。
【目次】
はじめに
家族・親族に関する人類学研究 日本との比較 変わらない光景 新たな関係性
本書の構成
第1章 オラン・アスリの概説
第2章 オラン・アスリの歴史
第3章 ドリアン・タワール村の概観
第4章 制度としての母系制、理念としての母系制
第5章 家族の諸相
第6章 NGO活動によって築かれる新たな関係性
おわりに
世帯の記録
参考文献
あとがき