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捕鯨と反捕鯨のあいだに~世界の現場と政治・倫理的問題~

岸上 伸啓  編
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価格 \4,400(税込)         

発行年月 2020年11月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 328p,5p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/生命科学、医学、農学/農学/水産業
ISBN 9784653043898
商品コード 1032400691
NDC分類 664.9
基本件名 捕鯨
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年12月4週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032400691

内容

捕鯨の何が問題なのか? 先住民捕鯨の最前線から、反捕鯨運動まで。国立民族学博物館共同研究「捕鯨と環境倫理」の成果を書籍化。

世界各地の捕鯨の現場や利用実態の報告、日本のIWC脱退を中心とした政治的問題の解説、反捕鯨運動・環境思想の視点からの考察など、さまざまな立場・専門の論者による寄稿16篇を収録する。


■目次

はじめに・・・・・岸上伸啓
世界の捕鯨と捕鯨問題を考える・・・・・岸上伸啓

第一部 捕鯨の現場 ― 商業捕鯨、先住民生存捕鯨、クジラの観光資源化
岐路に立つノルウェーの捕鯨―ミンククジラ漁のいまとこれから・・・・・赤嶺 淳
日本とノルウェーの小型捕鯨・・・・・石川 創
岩手県におけるイルカ・クジラ漁の歴史的展開・・・・・吉村健司
アラスカ北極海の生存捕鯨と海底油田開発・・・・・生田博子
現代グリーンランドにおける捕鯨と儀礼・・・・・本多俊和・高橋美野梨
生き残る先住民生存捕鯨、停滞するホエール・ウォッチング構想―カリブ海、ベクウェイ島の事例より・・・・・浜口 尚

第二部 捕鯨をめぐる政治力学
蘇った韓国のクジラ―絶滅から観光・環境資源へ・・・・・李 善愛
日本の調査捕鯨・・・・・若松文貴
IWCでの日本外交を振り返る(一九九七~二〇一八)―妥協は不可能だったのか・・・・・真田康弘
日本のIWC脱退の問題点と今後の展望・・・・・石井 敦

第三部 反捕鯨運動と倫理
メディア論で読み解く捕鯨問題・・・・・河島基弘
逸脱する捕鯨推進とクジラ紛争の歴史を追って・・・・・臼田乃里子
日本におけるNGO活動としてのクジラの保全―鯨からクジラへ・・・・・倉澤七生
生態系保全と動物福祉―食べない捕鯨支持層の目に映る反捕鯨派・・・・・佐久間淳子
動物倫理の観点から見た捕鯨・・・・・伊勢田哲治

おわりに・・・・・岸上伸啓

略字表/執筆者紹介

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