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映像作家宮崎駿~<視覚的文学>としてのアニメーション映画~
米村みゆき
著
発行年月 |
2023年07月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
13p,256p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/芸術/映像 |
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ISBN |
9784657230072 |
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商品コード |
1036274570 |
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NDC分類 |
778.77 |
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本の性格 |
学術書/学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2023年08月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036274570 |
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著者紹介
米村みゆき(著者):名古屋市生まれ。専修大学文学部日本文学文化学科教授。研究領域は日本近現代文学、アニメーション文化論。博士(文学)。
名古屋大学大学院博士課程を経て日本学術振興会特別研究員PD、2009年より専修大学文学部に在職。ブリティッシュコロンビア大学アジア研究センター客員教授(2019年)。日本アニメーション学会副会長(2018年~)、日本児童文学学会評議員(2022年~)。
主要著書に『ジブリ・アニメーションの文化学 高畑勲・宮崎駿の表現を探る』(共編著、2022年、七月社)、『アニメーション文化 55のキーワード』(共編著、2019年、ミネルヴァ書房)、『ケアを描く 育児と介護の現代小説』(共編著、2019年、七月社)、『〈介護小説〉の風景――高齢社会と文学 増補版』(共編著、2015年、森話社)、『村上春樹 表象の圏域』(編著、2014年、森話社)、『ジブリの森へ――高畑勲・宮崎駿を読む 増補版』(編著、2008年、森話社)、著書『宮澤賢治を創った男たち』(2003年、青弓社)で、第28回日本児童文学学会奨励賞受賞。
内容
◆日本アニメーション学会賞を受賞しました!◆
『ハウルの動く城』『魔女の宅急便』『崖の上のポニョ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』etc…。多くの人が耳にし、また実際に観たことがあるであろうこれらの作品には、実は原作がある。ダイアナ・ウィン・ジョーンズ、角野栄子、夏目漱石、宮沢賢治などによる原作である。宮崎監督はそうした原作に依拠しつつ、類まれな脚色力=〈翻案〉力を発揮することによって、まさに〈視覚的文学〉ともいうべき独自の世界を構築してきた。
オリジナルを超える名作はどのように生みだされたのか。〈翻案〉の魔術師・宮崎駿の創作の秘密に、アニメーション研究の最前線に立つ著者が迫る。本書を読めば、全く新しい視点からジブリ作品を楽しめるようになる!