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大村はま国語教室の単元学習~学習経験の蓄積と構造~(早稲田大学エウプラクシス叢書 045)
甲斐伊織
著
発行年月 |
2024年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,262p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教科教育学 |
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ISBN |
9784657248022 |
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商品コード |
1038298506 |
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NDC分類 |
375.83 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年05月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038298506 |
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著者紹介
甲斐伊織(著者):東京都生まれ。2017年早稲田大学大学院教育学研究科博士後期課程修了。博士(教育学)。現在、学習院中等科教諭。
内容
大正時代に起きた新教育運動以降、国語教育において学習者が主体的に学ぶ教育思想、教育実践は繰り返し強調されてきた。しかし、そのような立場は、一般化されたものにはならなかった。本書は、単元学習の実践者として広く知られる大村はま(1906~2005)の実践を研究の対象とし、その課題の克服に向けた知見を得ることが目的である。大村国語教室における個別の単元の成立の背景には、大村の教材研究やそれに基づく手引きなど、大村個人の力量によるものと共に、もう一つの要因がある。それは、大村の指導によって教室に蓄積されてきた学習者の学習経験である。本書では、大村国語教室における学習経験の蓄積の復元・考察を通して、今日の国語教室と共通する、主体的な言語活動を成立させる要素や単元相互の関連、および個々の単元が果たす役割について考察する。