著者紹介

内容

目次

推薦のことば 　日本語版に寄せて 　献辞 　謝辞 　原著における聖書からの引用について 　凡例 　カトリック教会の典礼暦による一年のサイクル（図表） はじめに 序章：断片を集める 第1章　マグダラの聖マリア（七月二二日）：「使徒たちへの使徒」を枠に入れる 第2章　普通の年間の主日：生活を宣言する 第3章　普通でない年間の主日：声なき女性たち 第4章　夏の日：全世界のすべての女性は私の神にとって聖なるものである 第5章　アシジの聖クララ（八月一一日）：「クララ」と「クレイロール」について――輝きと抵抗をイメージして 第6章　マリアの誕生祭（九月八日）：すべての母は娘でもある 第7章　ただならぬ一日：二〇〇一年九月一一日 第8章　ビンゲンのヒルデガルト（九月一七日）：祝日を探している聖人 第9章　アビラの聖テレサ（一〇月一五日）：教会博士 第10章　福者マザー・テレサ（一〇月一九日）：女性のシナリオ、「聖人」か「サテン」か「汚れ」か（Saint, Satin or Stain） 第11章　死者の日（一一月二日）：母の墓の上に生えた野苺 第12章　グアダルペの聖母（一二月一二日）：真冬に咲いたバラの花 第13章　一二月一七日から一二月二三日まで：「おお交唱」と（女性の）欲望の構築 第14章　待降節第四主日：エリサベト――神の恩寵を垣間見る 第15章　クリスマス（降誕祭）：「（男の）人となられました」――（ヒュー）マン 第16章　降誕節：救いの母性 第17章　大晦日の夜：ミサについて、そして修復について 第18章　世界平和のために祈る日：「諸宗教合同の祈り」のための礼拝儀式書を執筆して祝う（w/rite） 第19章　灰の水曜：有限性と向き合う――「今」と「臨終の時」との間 第20章　四旬節：神と和解する女たち 第21章　良心の究明：ファストフードの国での「命のパン」 第22章　受胎告知の祝日（三月二五日）：子宮という聖櫃 第23章　聖週間：女たちのいるところで――神の受難 第24章　マリアの月、五月のある日：「ジプシーの母」と「神の母」 第25章　聖霊降臨のノベナ：彼女は私たちの中に住んでおられる神です 第26章　聖霊降臨の祝日：あなたたちの娘は預言する 第27章　三位一体の主日：生きるために共に働く 第28章　年間の主日：女は友人を呼び集めた 第29章　洗礼：「羊水」と「洗礼水」――命という一つの賜物を授かる 第30章　のんびり過ごす日曜日の午後：愛の営みについてのABC 　原注 　訳者あとがき 　参考文献 　楽譜 　索引