著者紹介

内容

目次

はじめに Ⅰ　多文化教育とは 第1章　多文化社会アメリカと多文化教育 　1.1　オバマ大統領の誕生と「多から一つを」 　1.2　多文化社会アメリカ 　1.3　社会統合理論の展開 　1.4　多文化教育のめざすもの 　1.5　多文化教育の歴史的展開 Ⅱ　多文化教育の実践 第2章　多文化教育の教師 　2.1　ペイリー――子どもから学ぶ 　2.2　エリオット―青い目、茶色い目 　2.3　ルイスとデベロウ――教育方法を越えて 　2.4　ブロドハーゲン――子どもとつくるカリキュラム 　2.5　エスカランテ――挑戦的な目標 第3章　多文化教育の授業 　3.1　偏見をもたせない保育 　3.2　文化的コンピテンスを生かした授業 　3.3　社会政治的意識を育てる授業 　3.4　学力を伸ばす授業 　3.5　真正の評価を生かした授業 第4章　多文化教育の学校・プログラム 　4.1　カメハメハ初期教育プログラム（KEEP） 　4.2　フラットニー小学校 　4.3　ポールロビソン小学校 　4.4　イーストハーレム中等学校 　4.5　ウィスコンシン大学TFDプログラム 第5章　多文化教育の政策 　5.1　乳幼児教育と多文化教育 　5.2　K-12教育と多文化教育 　5.3　教員養成と多文化教育 　5.4　高等教育と多文化教育 　5.5　諸外国の多文化教育 Ⅲ　多文化教育の理論 第6章　多文化教育のマッピング 　6.1　多文化教育の次元――バンクスの論 　6.2　多文化教育の4つのレベル――ニエトの論 　6.3　多文化教育の5類型――スリーターとグラントの論 　6.4　人種的不平等への多文化アプローチ――マッカーシーの論 　6.5　多文化教育の研究領域――ベネットの論 第7章　多文化教育のカリキュラム 　7.1　多文化教育とカリキュラム 　7.2　カリキュラムのデザイン（1） 　7.3　カリキュラムのデザイン（2） 　7.4　カリキュラムをめぐる文化戦争（1） 　7.5　カリキュラムをめぐる文化戦争（2） 第8章　言語と多文化教育 　8.1　イングリッシュ・オンリーとイングリッシュ・プラス 　8.2　第二言語の習得とバイリンガリズム 　8.3　バイリンガル教育プログラム 　8.4　ESL教育と教科学習 　8.5　ESL教育プログラム――CALLAモデル 第9章　多文化教育の争点と課題 　9.1　統合したアメリカ vs 分裂したアメリカ 　9.2　文化の再考 　9.3　白人性と多文化主義 　9.4　批判的社会理論と多文化教育 　9.5　グローバリゼーション Ⅳ　日本の多文化教育へ向けて 第10章　日本社会と多文化教育 　10.1　多文化社会としての日本 　10.2　日本人性と多文化教育の課題 　10.3　日本の学校と同化主義 　10.4　日本の学校構造の脱構築と再構築 　10.5　日本の多文化教育へ向けて 　資料1　アンチバイアス・カリキュラム 　資料2　グローバル時代における市民教育のための原則と概念 　資料3　多文化教育チェックリスト 　用語解説 　参考文献 　索引