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リスクコミュニケーション~排除の言説から共生の対話へ~

名嶋 義直, 太田 奈名子, 韓 娥凜, 村上 智里, 義永 美央子, 林 良子, 野呂 香代子, 西田 光一  著

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価格 \3,520(税込)         

発行年月 2021年06月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 354p
大きさ 21cm
ジャンル 和書/社会科学/社会学/メディア・情報・コミュニケーション
ISBN 9784750352169
商品コード 1033346923
NDC分類 361.45
基本件名 リスクコミュニケーション
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2021年07月1週
書評掲載誌 朝日新聞 2021/12/04
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033346923

著者紹介

名嶋 義直(著者):琉球大学グローバル教育支援機構教員。専門は研究面では批判的談話研究、教育面では民主的シティズンシップ教育。主な業績に『10代からの批判的思考』(編著、明石書店)、『批判的談話研究をはじめる』(ひつじ書房)、『民主的シティズンシップの育て方』(編著、ひつじ書房)など。2016年より沖縄在住。
太田 奈名子(著者):日本学術振興会特別研究員(PD)、東京大学・東洋大学非常勤講師。専門は、批判的談話研究、メディア史。主な業績に、「占領期ラジオ番組『真相箱』が築いた〈天皇〉と〈国民〉の関係性」(『マス・コミュニケーション研究』94、2019年)、“The voiceful voiceless: Rethinking the inclusion of the public voice in radio interview programs in Occupied Japan.”(2019)Historical Journal of Film, Radio and Television 39(3)など。
韓 娥凜(著者):京都外国語大学ほか非常勤講師。大阪大学大学院文学研究科博士後期課程修了。専門は社会言語学、批判的談話研究。『日韓政治ディスコースの構築と正当化のメカニズム:批判的談話分析による異文化間対照の試み』で博士学位を取得。政治家のことばに潜むイデオロギーや力関係に関する言語学的研究に取り組んでいる。
村上 智里(著者):大阪大学大学院言語文化研究科言語文化専攻博士後期課程在籍。専門は日本語教育、応用言語学。主な業績に『일본어능력시험을 대비한 상급일본어문형(日本語能力試験のための中上級日本語文型)』(共著、제이앤씨(J&C))など。現在は外国にルーツを持つ子どもの言語教育をテーマに研究に取り組んでいる。
義永 美央子(著者):大阪大学国際教育交流センター教員。専門は日本語教育学、応用言語学。主な業績に『ことばで社会をつなぐ仕事―日本語教育者のキャリアガイド―』(共編著、凡人社)、『ことばの「やさしさ」とは何か―批判的社会言語学からのアプローチ―』(共編著、三元社)など。二人の子を持つ母親として,ワークライフバランスを模索中。
林 良子(著者):神戸大学大学院国際文化学研究科教員。専門は音声科学で、コミュニケーション障害の側面から日本語やその他の言語の音声コミュニケーションの分析を行っている。近年はインターネットを用いた海外日本語教育現場との遠隔共同授業を通した異文化コミュニケーション教育の実践にも取り組んでいる。
野呂 香代子(著者):ベルリン自由大学言語センター日本語教師。関心分野は、批判的談話研究、民主的シティズンシップ教育としての日本語教育。主な業績に『民主的シティズンシップの育て方』(名嶋義直(編著)、ひつじ書房)、『3.11原発事故後の公共メディアの言説を考える』(名嶋義直・神田靖子(編著)、ひつじ書房)、『批判的談話研究とは何か』(共訳、三元社)など。
西田 光一(著者):2017年度より山口県立大学国際文化学部に勤務。論文に「談話内のことわざの代用機能とグライスの協調の原理の再評価」(『語用論研究』20、2019年)、「グライスの枠組みの動的な運用方法と失言が不適切な理由」(『動的語用論の構築へ向けて 2』開拓社、2020年)など。専門は英語学、名詞句と代名詞の語用論を経て本作に至る変遷あり。

内容

権力が発信する「リスクコミュニケーション」の言説について、そのリスク視と排除の実践を批判的に分析・考察する。新型コロナ、外国人、ジェンダー、障害者、放射能汚染など、具体的事例にもとづいて、「新しいリスクコミュニケーションのあり方」を考える。

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