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子どもの日本語教育を問い直す~外国につながる子どもたちの学びを支えるために~
佐藤 郡衛,
菅原 雅枝,
小林 聡子
著
発行年月 |
2024年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
180p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教育学・教育思想・教育史 |
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ISBN |
9784750357706 |
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商品コード |
1038482375 |
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NDC分類 |
371.5 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2024年06月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038482375 |
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著者紹介
佐藤 郡衛(著者):東京学芸大学教授、東京学芸大学理事・副学長、目白大学学長、明治大学特任教授などを経て、現在、東京学芸大学名誉教授、目白大学名誉教授。2020年4月より国際交流基金日本語国際センター所長。専門は異文化間教育学/博士(教育学)。
〈主な著書・論文等〉
「外国にルーツのある子どものキャリア支援――小中学校の取り組み」(『日本語教育』184号、日本語教育学会、2023年)
『海外で学ぶ子どもの教育』(共著、明石書店、2020年)
『多文化社会に生きる子どもの教育――外国人の子ども、海外で学ぶ子どもの現状と課題』(明石書店、2019年)
『聞いてみました! 日本にくらす外国人(全5巻)』(監修、ポプラ社、2018年)
菅原 雅枝(著者):公立学校講師、日本語学校教師、シェフィールド大学日本語講師、小中高校での日本語指導非常勤講師などを経て2010年に東京学芸大学国際教育センター着任。現在愛知教育大学日本語教育講座准教授。専門は年少者日本語教育。
〈主な著書・論文等〉
「多文化化する学校」(佐々木幸寿編『教職総論』学文社、2019年)
「授業・学力に関する事例:小学校」(咲間まり子編『多文化保育・教育論』(株)みらい、2014年)
「学習を支えるネットワーク――川崎の事例から」齋藤ひろみ・佐藤郡衛編『文化間移動をする子どもたちの学び――教育コミュニティの創造に向けて』(ひつじ書房、2009年)
小林 聡子(著者):カリフォルニア大学アーバイン校、カリフォルニア州立大学ノースリッジ校アジア系アメリカ人研究科等での非常勤講師を経て、現在、千葉大学大学院国際学術研究院准教授。専門は教育人類学、言語人類学、異文化間教育学/博士(教育学)。
〈主な著書・論文等〉
「『タダシイコト』をめぐるアプローチの葛藤――『教養』と『実践』を架橋する研究方法論へ」(『異文化間教育』55号、異文化間教育学会、2022年)
『国際移動の教育言語人類学――トランスナショナルな在米「日本人」高校生のアイデンティティ』(明石書店、2021年)
『クリティカル日本学――協働学習を通して「日本」のステレオタイプを学びほぐす』(共編著、明石書店、2020年)
内容
日本語を学習する外国につながる子どもたちは、「日本語」をとおして何を学ぶのか? 子どもたちにとって「日本語」「日本語指導」はどのような意味をもつのか? 本書では、30年以上にわたる教育現場での実践や自治体での取り組みを多角的に捉え直すと同時に、そこにある「ことば観」の問い直しを通して、外国につながる子どもの多様な成長・発達を支え、生活と未来を切り拓くための日本語教育について提言する。