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歴史がおわるまえに

與那覇 潤  著

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価格 \1,980(税込)         

発行年月 2019年09月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 387p
大きさ 19cm
ジャンル 和書/人文科学/歴史学/日本史
ISBN 9784750516103
商品コード 1030747385
NDC分類 210.04
基本件名 日本-歴史
本の性格 学生用
新刊案内掲載月 2019年10月4週
書評掲載誌 日本経済新聞 2019/10/19、朝日新聞 2020/02/22
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1030747385

著者紹介

與那覇 潤(著者):1979年生まれ。東京大学教養学部卒業。同大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)。専門は日本近現代史。2007年から15年にかけて地方公立大学准教授として教鞭をとり、重度のうつによる休職をへて17年離職。歴史学者としての業績に『翻訳の政治学』(岩波書店)、『帝国の残影』(NTT出版)。在職時の講義録に『中国化する日本』(文春文庫)、『日本人はなぜ存在するか』(集英社文庫)。共著多数。
2018年に病気の体験を踏まえて現代の反知性主義に新たな光をあてた『知性は死なない』(文藝春秋)を発表し、執筆活動を再開。本書の姉妹編として、学者時代の研究論文を集めた『荒れ野の六十年』(勉誠出版)が近刊予定。

内容

歴史は「私たちの進路」を、もう照らさない。
虚心に過去を省みれば、よりよい政治や外国との関係を築けるはず――そうした「幻想」は、どのように壊れていったか。東京五輪や三島事件にまで遡り、安倍長期政権やトランプ登場をもたらした「もう歴史に学ばない社会」の形成をたどる。

1995年の戦後50周年や、2011年の震災と原発事故のとき、「歴史に学ぶ」ことの大切さを多くの人が語った。しかしその後に来たのは、歴史修正主義の台頭、脱原発ブームの収束、新党バブルの崩壊、過去を無視する大国の指導者の登場……。どうしてこんなことに?
往年の偉人ですら「キャラ」になり、国民が共有できる「物語」はすっかり消えたいま、私たちに「歴史」は必要なのだろうか?

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