著者紹介
ラシュミ・サーデシュパンデ(著者):インド系英国人。2児を育てるために弁護士から作家に転身。2018年、著作刊行を目指す作家育成ブログラム、ペンギン・ランダムハウス社の〈WriteNow mentoring〉の対象者に選ばれ、絵本を続々と発表。既刊書(いずれも未邦訳)は、『How to Be Extraordinary』(2019年)、『Never Show a T-Rex a Book』『DOSH-How to Earn it, Save it, Spend it, Grow it, Give it』(2020年)、『How to Change the World』(2021年)。
神田 由布子(翻訳):翻訳家 『パトリックと本を読む』(ミシェル・クオ著、白水社)、『レオナルド・ダ・ヴィンチを探して』(東京書籍)など訳書多数。
内容
戦争、洪水、貧困……世界は恐ろしいニュースにあふれている。
世界はほんとにお先まっ暗なの? ——〈答えはNO!〉
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民主主義の社会に暮らす人がいまほど多い時代はない。
学校に通う子どもの数も一番多いし、女の子の数も一番多い。
清潔な水やトイレを利用できる人の数もいままでで一番多い。
多くのアートが自宅のソファで見られるようになっている。
貧困率も下がっている。
気候変動を抑えるために森を守る人が増えている。
政治のトップには女性たちが入るようになった。
——「ね、世界や人間は捨てたものじゃない。希望は簡単に捨てられないんだ」
データや事実を見れば、たくさんのよいニュースがある!
たたかうに値する課題ばかりだ!