著者紹介
ニキー・ウォーカー(著者):子供向けの本の執筆と編集を手がけている。Owlkids, CBC, Oxford University Press, McGraw-Hill Ryersonなどの出版社から20冊以上の本を出版し、100冊以上の本を編集している。カナダ在住。
高月 園子(翻訳):翻訳者・エッセイスト。東京女子大学文理学部卒業。英国在住歴25年。
翻訳書はソルニット『災害ユートピア』、ラトレル『アフガン、たった一人の生還』 (亜紀書房)、スチュワート『戦禍のアフガニスタンを犬と歩く』(白水社)、P・ジンバルドー『男子劣化社会』ゴート『5歳からの哲学』(晶文社)ほか多数。エッセイには『ロンドンはやめられない』(新潮文庫)などがある。
内容
◆ひとは争わずにはいられないの? それは本能?
◆そして、戦争はなくならないの?
◆平和は達成される?
◆ウクライナをはじめ、世界の紛争の裏側は?
対立、紛争、戦争の「しくみ」、そして「平和」について。
小学生から大人まで、誰にでも必要な基礎知識がこの一冊に。
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世界ではいつもどこかで、紛争や戦争が起こっている。
だから「争い」は人間にとってさけられないことだと思いがちだ。
でも、この本を読めば、人間は、平和についても不断の努力をつづけていることがわかるだろう。
どうして人と人、国と国同士で「争い」が生まれるのか?
──まずは〈構造〉をしっかりと見つめて、「争い」を乗り越える目を養おう。