負債と信用の人類学~人間経済の現在~
箕曲 在弘, 小川 さやか, 佐川 徹, 松村 圭一郎, 酒井 隆史, デヴィッド グレーバー, キース ハート 著
著者紹介
内容
目次
諸 言 第Ⅰ部 序 章 信用、負債、返済(佐久間 寛) 第一章 商業経済と絡まり合う人間経済のありか――ラオスのコーヒー産地における農家による金貸しからの逃避をめぐって(箕曲在弘) 第二章 時間を与えあう――商業経済と人間経済の連環を築く「負債」をめぐって(小川さやか) 第三章 暴力の貸しを取り返しに行く――東アフリカ牧畜社会における復讐/感染/代替の論理(佐川 徹) 第四章 負債と労働の関係――グレーバーの『負債論』と『ブルシット・ジョブ』をつなぐもの(松村圭一郎) 第Ⅱ部 第五章 負債と約束―― 戦前大阪の都市下層社会における貸し借りの論理からみる(酒井隆史) 第六章 世界を生み出すのは価値である(デヴィッド・グレーバー/田口陽子訳) 第七章 負債、暴力、非人格的市場――ポランニー的省察(デヴィッド・グレーバー/佐久間寛訳) 第八章 デヴィッド・グレーバーと不平等世界の人類学(キース・ハート/林愛美訳) 第Ⅲ部 第九章 『負債と信用の人類学』座談会(小川さやか/佐川徹/佐久間寛/松村圭一郎/箕曲在弘)
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