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体験的コンパッション・フォーカスト・セラピー(<実践から内省への自己プログラム>ワークブック)
R.L.コルツ,
T.ベル,
J.ベネット-レヴィ,
C.アイロン
著
浅野 憲一
監修
発行年月 |
2021年05月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
17p,264p |
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大きさ |
26cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/心理学/臨床心理・精神療法 |
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ISBN |
9784753311835 |
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商品コード |
1033194249 |
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NDC分類 |
146.8 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2021年06月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1033194249 |
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著者紹介
浅野 憲一(監修):2005年青山学院大学文学部心理学科卒業。2010年筑波大学大学院人間総合科学研究科ヒューマン・ケア科学専攻修了ののち,東京成徳大学応用心理学部,千葉大学子どものこころの発達研究センターに勤務。2018年~目白大学人間学部心理カウンセリング学科専任講師。2019年~ポール・ギルバート教授を顧問としたコンパッショネイト・マインド研究所を設立し,コンパッションに関する研究と臨床実践を行うコンパッション・マインド・プロジェクトを開始。国立精神・神経医療研究センター 認知行動療法センター 客員研究員。2020年~目白大学心理学部心理カウンセリング学科 専任講師。博士(心理学),公認心理師,臨床心理士,日本認知・行動療法学会 認知行動療法スーパーバイザー,Postgraduate Certi cate in Compassion Focused Therapy (University of Derby)
内容
コンパッションは,日本語では思いやり,慈しみ,慈悲などと訳されることが多いが,コンパッションの持つ優しさや温かさの背景には,深い悲しみや重々しい嘆き,苦しみがある。治療者もクライアントも関係なく,私たちは生ある限り多くを失い,悲しみを経験する。本書は治療者が訓練のためにコンパッション・フォーカスト・セラピー(CFT)を体験できるようになっているが,CFT を体験するということは,優しさや温かさだけではなく,恐怖や悲しみも引き受ける覚悟と勇気を必要とする。読者は本書を通して,「自分を思いやりましょう」と聞こえの良い言葉を空疎に並べる治療者ではなく,自分が今ここで感じている感覚を元にして,確かな言葉を伝えられる,そんな治療者に近づくことができるであろう。