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発達障害診療の手引き~地域支援で医師にできること~
広瀬 宏之
著
発行年月 |
2022年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
4p,204p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/小児科学/小児科学 |
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ISBN |
9784753311996 |
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商品コード |
1034535951 |
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NDC分類 |
493.937 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2022年05月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1034535951 |
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著者紹介
広瀬 宏之(著者):1969年東京に生まれる。1995年東京大学医学部医学科卒業。1995~1996年東京大学医学部附属病院小児科。1996~1999年千葉徳洲会病院小児科。1999~2003年東京大学大学院医学系研究科生殖・発達・加齢医学専攻。2003~2007年国立成育医療センターこころの診療部発達心理科。2006~2007年フィラデルフィア小児病院児童精神科。2007~2008年横須賀市療育相談センター開設準備室長。2008年~横須賀市療育相談センター所長。2015年~放送大学客員准教授(兼務)「精神医学特論」「精神疾患とその治療」担当。
内容
最近では発達障害の概念が拡大し、その頻度は一割くらいと見積もられている。臨床現場では日常生活に大きな支障がない段階、東洋医学でいえば「未病」の状態での相談が増えている。これまでの精神医学では、生活に支障がなければ障害という診断をせず、支援も滞りがちであった。しかし、発達特性による日々の困難さを放置すると、本当の障害に発展しかねない。「発病には至らないものの、健康な状態から離れつつある状態」での相談をしっかりと受け止めて、特性段階で予防的対応をとることが大切である。発達支援は〝医療モデル〟では困難で、医師ができることも多くはない。本書は発達障害の地域支援について広く述べており、医師でない支援者にも役立つ。