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分子性導体~物理学と化学との連携がもたらすπ電子物性科学~(物質・材料テキストシリーズ)
加藤礼三
著
発行年月 |
2025年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
7p,241p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/理工学/物理学/物性物理学 |
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ISBN |
9784753623259 |
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商品コード |
1040969330 |
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NDC分類 |
428.4 |
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本の性格 |
テキスト |
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新刊案内掲載月 |
2025年09月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1040969330 |
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著者紹介
加藤礼三(著者):1955年 山口県生まれ
1981-1984年 東京大学大学院理学系研究科化学専攻課程博士課程(修了,理学博士)
1984-1988年 東邦大学理学部化学教室 助手
1988-1990年 東邦大学理学部化学教室 講師
1990-1999年 東京大学物性研究所新物質開発部門 助教授
1999-2021年 理化学研究所加藤分子物性研究室 主任研究員
2020年- 理化学研究所副理事(研究政策審議役)
内容
有機分子や金属錯体分子等のπ共役分子を構成成分とする電気伝導体である分子性導体について,分野の初学者のために書き下ろされた書.分子性導体を理解するための基本的な概念を紹介した「基礎編」の後に「各論」において分子性導体の具体例を示し,どのような物理が展開されているかを主に物質開発の観点から記述している.
1. はじめに
【基礎編】
2. 量子力学の基本的考え方
2.1 重ね合わせの原理とハミルトニアン行列
2.2 定常状態
3. ベンゼン分子の電子状態(ヒュッケル分子軌道法):π共役分子
3.1 σ結合とπ結合
3.2 ヒュッケル分子軌道法
3.3 ヒュッケル則
3.4 拡張ヒュッケル分子軌道法
4. 結晶格子と逆格子
4.1 ブラベー格子
4.2 基本単位格子
4.3 対称操作
4.4 逆格子
4.5 逆格子と格子面
5. 1次元格子の電子状態:バンドの考え方
5.1 1次元格子における電子のエネルギー
5.2 周期的境界条件
5.3 エネルギーバンドとフェルミ面
5.4 エネルギーバンドの占有率と物性
5.5 分子性導体の合成
6. 強結合近似バンド計算
6.1 単位格子に複数の分子を含む3次元結晶のエネルギーバンド
6.2 周期的境界条件の一般化
6.3 二量化した1次元鎖
6.4 グラフェン
7. 金属状態の不安定性:低次元性と電子相関効果
7.1 パイエルス不安定性:電荷密度波
7.2 スピン密度波
7.3 4kF電荷密度波とスピンパイエルス転移
7.4 モット絶縁体
7.5 電荷秩序とダイマーモット絶縁体
【各論】
8. TTF系有機ドナーのカチオンラジカル塩
8.1 TMTTFとそのセレン置換体TMTSFのカチオンラジカル塩
8.2 β(β')-型BEDT-TTF塩
8.3 θ-型BEDT-TTF塩
8.4 κ-型BEDT-TTF塩
8.5 λ-型BETS塩
9. 有機アクセプターDCNQIのアニオンラジカル塩
9.1 pπ-d系 (R1, R2-DCNQI)2Cu
9.2 電子相関の強い擬1次元電子系(R1, R2-DCNQI)2Ag
10. 金属-ジチオレン錯体系分子性導体
10.1 Pd(dmit)2のアニオンラジカル塩
10.2 Ni(dmit)2のアニオンラジカル塩
11. 分子性ディラック電子系と単一成分分子性導体
11.1 分子性ディラック電子系
11.2 単一成分分子性導体
12. 終わりに
参考文献と引用文献
総索引
欧字先頭語索引