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『帰郷』についての10章(小説の読み方・論じ方)

渡千鶴子, 北脇徳子, 木梨由利, 筒井香代子  著

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価格 \3,080(税込)         

発行年月 2024年03月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 6p,224p
大きさ 20cm
ジャンル 和書/人文科学/文学/イギリス文学
ISBN 9784755304439
商品コード 1038081369
NDC分類 933.6
基本件名 帰郷
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2024年04月2週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1038081369

著者紹介

渡千鶴子(著者):渡千鶴子
元関西外国語大学教授
[主要業績]
『「はるか群衆を離れて」についての10章』(共編著、音羽書房鶴見書店、2017)、トマス・ハーディ全集『ラッパ隊長』(共訳、大阪教育図書、2020)、『言葉を紡ぐ―英文学の10の扉』(責任編集、音羽書房鶴見書店、2023)
北脇徳子(著者):北脇徳子
京都精華大学名誉教授
[主要業績]
『「カスターブリッジの町長」についての11章』(共編著、英宝社、2010)、『文藝禮讃―イデアとロゴス―内田能嗣教授傘寿記念論文集』(共著、大阪教育図書、2016)、『「はるか群衆を離れて」についての10章』(共著、音羽書房鶴見書店、2017)
木梨由利(著者):木梨由利
金沢学院大学名誉教授
[主要業績]
『めぐりあうテクストたち―ブロンテ文学の遺産と影響』(共著、春風社、2019)、『エリザベス・ボウエン―二十世紀の深部をとらえる文学』(共著、彩流社、2020)、『言葉を紡ぐ―英文学の10の扉』(共著、音羽書房鶴見書店、2023)
筒井香代子(著者):筒井香代子
大阪公立大学非常勤講師
[主要業績]
「都市生活がもたらしたもの―Jude the Obscureを中心に」(『ハーディ研究』第31号、2005)、『「はるか群衆を離れて」についての10章』(共著、音羽書房鶴見書店、2017)、「トマス・ハーディ『日陰者ジュード』の二人の男性―ジュードとフィロットソンに見る〈新しい男〉の表象―」(『QUERIES』第53号、大阪市立大学、2020)

内容

トマス・ハーディの名作『帰郷』を今日的な視点から読み直す10の試み。
研究者のみならず、大学生、大学院生が小説の読み方・論じ方の現状を知る上でも好適の論文集

目次
はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・渡 千鶴子
第1章 荒野を歩くもう一人の女、 ヨーブライト夫人―「帰郷」 における怒りのメタファー ・・・風間 末起子
第2章 『帰郷』 におけるヴェンの役割・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木梨 由利
第3章 エグドン・ヒースはわたしの王国―クリムが示す悲劇性・・・・・・・・・筒井 香代子
第4章 『帰郷』 に垣間見る性の多様性―ユーステイシアとクリスチャンの場合・・・・・・・・・・・渡 千鶴子
第5章 『帰郷』 におけるユーステイシア・ヴァイの怒りについて ・・・・・・・杉村 醇子
第6章 ユーステイシアと三人の男性・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北脇 徳子
第7章 『帰郷』 における村人の発言について―ゴシップを中心に ・・・・・・・・・・・・・・・橋本 史帆
第8章 手紙から読むエグドン・ヒースの世界・・・・・・・・・・・・・・・・・高橋 路子
第9章 悲劇、パストラルと一九世紀視覚文化―『帰郷』 における大きなものと小さなもの・・・・・・・・・金子 幸男
第10章 ユーステイシアとボヴァリー夫人・・・・・・・・・・・・・・・・・・髙橋 和子
あとがき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・木梨 由利

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