刑事司法とジェンダー
牧野 雅子 著
内容
目次
序章(ジェンダーの視点 加害者の責任追及 先行研究 研究の対象と方法及び構成) 1章 性犯罪処罰規定と政策の歴史(日本近代刑法の制定 戦後の性犯罪をめぐる法と政策 被害者保護の潮流 性犯罪者の再犯防止政策) 2章 強姦事件における犯行動機の立証(事件の概要・加害者調査の経緯 動機の立証過程 捜査書類に書かれるもの 動機捜査の前提 動機の語彙と付与) 3章 加害性の追及(加害者の悪質さ 被害者の貶め 刑事裁判の目的) 4章 強姦加害者の語り(強姦以前 強姦行為 強姦の非犯罪化 強姦の世界観 課外意識 犠牲者意識) 終章(加害者に着目して見えてくるもの 法を有効に用いるために 加害者の再犯防止に向けて)
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