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隈研吾という身体~自らを語る~(建築・都市レビュー叢書 05)
大津 若果
著
発行年月 |
2018年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
10p,306p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/理工学/建築学/各地の建築、建築様式 |
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ISBN |
9784757160767 |
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商品コード |
1028693652 |
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NDC分類 |
523.1 |
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本の性格 |
学生用 |
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新刊案内掲載月 |
2019年01月3週 |
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書評掲載誌 |
日本経済新聞 2019/02/23 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1028693652 |
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著者紹介
大津 若果(著者):1975年生まれ。早稲田大学大学院理工学研究科建築学専攻博士課程満期退学。東京大学大学院工学系研究科建築学専攻。論文博士(工学)。摂南大学理工学部建築学科非常勤講師。
内容
「負ける建築家」隈研吾は、なぜ勝ち続けられるのか? 隈建築の思考回路に迫る 国内外で数多くのプロジェクトを手がけ、現在、もっとも脚光を浴びている建築家、隈研吾の建築と思考を読み解く一冊。一般的には、建築家という職能は、パワフルで能動的(安藤忠雄)、アーティスティックで活動的(磯崎新)、といった風に認識されているが、「負ける建築」を標榜する隈の建築思想の大きなキーワードは「受動性」である。隈においては、建築が受動的な行為であるのだが、その思考は一般の建築家イメージと真逆であり十分に理解されていない。そこで本書では、隈研吾の今日までの経歴と、数ある著作と建物とを結びつけて検討し、さらに隈自身にインタビューすることによって、隈研吾の旺盛な活動の中にひそむ受動的なバネ、つまり隈の創作に隠された発条を明らかにする。