日本中世の説話・書物のネットワーク(研究叢書)
牧野 和夫 著
著者紹介
内容
目次
1 説話・書物と地域文化(一)-近江湖東地域と中世日本(『三国伝記』と『太平記』の周辺 「幽王始めて是を開く」ということ-天台三大部注釈書と『源平盛衰記』の一話をめぐる覚書 ほか) 2 説話・書物と地域文化(二)-南都地域と中世日本(『目連の草子』と『目連尊者往因』 室町期南都学芸の一端-釈栄甚撰『太子伝金玉抄』所引朗注・源注を通して ほか) 3 説話・書物と地域文化(三)-中世日本の東国と叡山(摩多羅神と無明・法性のこと 「落穂」ひろい、二題 ほか) 4 師資相承(「良含‐遍融‐円海‐秀範」)の周辺と説話-「上人」の世界・戒壇院・宀一山・西山流(中世聖徳太子伝と説話-"律"と太子秘事・口伝・「天狗説話」 常謹撰『地蔵菩薩応験記』和訳絵詞、その他-新出本紹介を兼ねて ほか)
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