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歌謡文学の心と言の葉(研究叢書 470)
小野 恭靖
著
発行年月 |
2016年02月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
6p,345p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784757607781 |
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商品コード |
1019590248 |
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NDC分類 |
911.6 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年03月4週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019590248 |
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著者紹介
小野 恭靖(著者):1958年静岡県生まれ。早稲田大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程単位取得退学。大阪教育大学教育学部教授。博士(文学)。日本歌謡学会常任理事。著書に「戦国時代の流行歌」など。
内容
日本の歌謡文学は庶民文化の産物としての要素が強く、日本人の心の歴史、すなわち精神史を考える際にきわめて重要な役割を担っています。本書は歌謡文学という視点から日本文化を捉え直し、周辺の芸道や芸能との関係にも及ぶ研究をまとめたものです。歌謡文学の平安時代以降の主題や表現にかかわる特徴を通史的に分析するとともに、歴史的に担ってきた役割のひとつである庶民教化の性格について追究します。また歌謡と同様に庶民教化の役割を果たした道歌についても、基礎的な資料を提示して考察します。その過程で、教化歌謡や道歌が仏教や神道などの信仰と深くかかわっていたことを具体的に明らかにし、庶民教育の一側面についても論じます。