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中世近世日本語の語彙と語法~キリシタン資料を中心として~(研究叢書 474)
濱千代 いづみ
著
発行年月 |
2016年03月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
3p,357p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/日本語 |
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ISBN |
9784757607842 |
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商品コード |
1019988064 |
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NDC分類 |
810.24 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2016年04月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1019988064 |
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著者紹介
濱千代 いづみ(著者):岐阜聖徳学園大学大学院国際文化研究科修了。同大学教育学部教授・同大学院国際文化研究科教授。
内容
本書は中世近世の日本語を総合的に明らかにしようと努めたもの。第一部では天草版『エソポのハブラス』の語彙を古活字本『伊曽保物語』・天草版『平家物語』などと比較して「基幹語彙」の観点で考察し、統計上の指標や『日本古典対照分類語彙表』を活用して日本語の変遷の中で語彙の傾向を追究した。第二部では古活字本『伊曽保物語』の疑問表現を当時の人々のコミュニケーション技術に着目して考察し、『教訓近道』との比較を通して近世における疑問表現の変遷を追究した。 第三部では天草版『平家物語』・天草版『エソポのハブラス』の助数詞と数詞を計量的な観点と意味分類の観点から考察し、数詞の多様なありさまと、数詞に作品の編集方針が反映することを示した。