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島津忠夫著作集<別巻3> 『源氏物語』放談
島津 忠夫
著
発行年月 |
2017年04月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
3p,308p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/文学/日本文学 |
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ISBN |
9784757608351 |
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商品コード |
1024523296 |
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NDC分類 |
910.8 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2017年06月2週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1024523296 |
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著者紹介
島津 忠夫(著者):大正15年、大阪市に生れる。住吉中学、大阪第一師範を経て、昭和25年、京都大学文学部文学科(国語学国文学専攻)卒。大阪府立市岡高校・同住吉高校教諭、佐賀大学文理学部講師・助教授、愛知県立大学(兼愛知県立女子大学・同女子短期大学)助教授・教授、大阪大学教授(教養部、併任文学部大学院)、武庫川女子大学教授を歴任。大阪大学名誉教授。文学博士。著書に『連歌史の研究』、『連歌師宗祇』(文部大臣奨励賞受賞)、『和歌文学史の研究』(角川源義賞受賞)、以下多くの国文学の研究書、 『女歌の論』 以下三部の現代短歌評論集、 『心鋭かりき』の歌集、『戦後の関西歌舞伎』など多数。「マグマ」「日本歌人」所属、現代歌人集会の理事、理事長を勤めた。元、現代短歌協会・日本文芸家協会会員。『島津忠夫著作集』全十五巻にて第31回現代短歌大賞受賞。平成28年4月16日、没。
内容
『源氏物語』五十四帖は、一息に書かれたものではない。
複雑な成立事情を持っていることはよく知られている。短編、中編として書かれていたものを途中から長編に組み入れたために、始めの方の巻々には、特に問題が多く、論争の種となっていた。名古屋の「源氏の会」で、四十五年間にわたって読み込み、考え抜き、講義して来た著者が、いまその真相に迫ろうとする。紫式部の庖厨には、何があったか、その執筆の環境はということに思いを馳せ、一貫して「伏線」と「芽」という視点を通して解明しようとする。
紫式部の周辺には、すでに物語の書ける女房もいくらもいた。いくつかの巻は、紫式部工房での競作に成るのではないか? かつて盛んであったが、いまは下火になっている成立論の論議に、あえて挑戦する。
七十年来、日本文学の研究に広く深く関わって来た著者が、最後に世に問う!