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昔話の構造~図式語彙で文脈を読み解く~(研究叢書 524)

野林 正路  著

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価格 \8,800(税込)         

発行年月 2020年08月
出版社/提供元
言語 日本語
媒体 冊子
ページ数/巻数 14p,292p
大きさ 22cm
ジャンル 和書/人文科学/言語学/統語論・形態論・意味論・類型論
ISBN 9784757609624
商品コード 1031985601
NDC分類 801.2
基本件名 意味論
本の性格 学術書
新刊案内掲載月 2020年10月1週
商品URL
参照
https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031985601

著者紹介

野林 正路(著者):野林正路(のばやし まさみち)1932年 台湾 旧「台北州」基隆市生まれ。1968年 東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程修了。法政大学助教授、ハワイ大学客員講師、茨城大学教授、北京大学客員教授、麗澤大学教授、中国首都師範大学客員教授などを経験。茨城大学名誉教授、文学博士。(主著)『意味をつむぐ人びと』海鳴社 1986『山野の思考』海鳴社 1986『認識言語学と意味の領野』名著出版 1996『語彙の綱目と世界像の構成』岩田書院 1997『意味の原野』和泉書院 2009『詩・川柳・俳句のテクスト分析』和泉書院 2014『いじめの構造―図式語彙で読み解く―』和泉書院 2014波多野寛治と共著『ことばと文化・社会』汐文社 1975野元菊雄と共編『日本語と文化・社会』三省堂 1977評伝『野と森と海の賛歌』秋山書店 1980  『風と光と雲の賛歌』秋山書店 1987 他

内容

1982年以来、著者が提唱し続けた「構成意味論」研究の集大成。長年のフィールドワークで発見した「図式語彙」を手掛かりに、佐渡に伝わる昔話「鶴女房」の解釈学を展開。作品の解釈学的基底を拓き示し、話者たちの有声/無声の語りを浮かび上がらせていく。社会が混迷を極め、既存パラダイムが必ずしも通用しなくなった昨今、語彙学に基づく「人間活動」全般の〈基底的事実学〉構築の可能性を示唆する本著の試みは、注目に値する。

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