論集泉鏡花<第6集>
内容
目次
泉鏡花と俳句――紅葉門下の運座を中心に―― 秋山 稔 邑井一と泉鏡花――鶴扇亭における「小夜衣草紙」傍聴の時期について―― 淺野敏文 鏡花、雪岱、千章館――堀尾家旧蔵資料が語るもの―― 穴倉玉日 「外科室」と魔酔の物語――高田早苗遭難事件顚末との関連から―― 馬場美佳 「伊勢之巻」における「神」と芸術家の邂逅劇 金子亜由美 〈往生伝〉としての『風流線』――仏教思想の時代状況を視座として―― 川島みどり 「草迷宮」論――自筆原稿から見えること―― 市川祥子 泉鏡花「南地心中」の上演――原作者と脚色者の関係をめぐって―― 田中励儀 大正六年五月の帰郷と「卯辰新地」 吉田遼人 映画「葛飾砂子」を辿る――失われた映画(フィルム)を求めて―― 佐藤未央子 * 〔資料〕泉鏡花参考文献目録(雑誌の部)補遺七 田中励儀 * あとがき
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