王朝物語のために(研究叢書 547)
坂本 信道 著
内容
目次
序 さすらう官人たちの系譜―屈原・業平・貫之― 古今和歌集撰者紀貫之かなぶみを拓く―左注「ある人」登庸― 『和泉式部日記』成立の背景 『住吉物語』の祖型 「楼の上」巻名試論―『うつほ物語』の音楽― そりはしのかなた 女一の宮の降嫁―『うつほ物語』求婚譚の栄華の方法と論理― 『夜の寝覚』の予言と構想―天人予言の達成― 音楽伝承譚の系譜―『源氏物語』明石一族から『夜の寝覚』へ― 衰微する帝威―『夜の寝覚』の権力構造と結末― えせ兄妹攷―浜松中納言と吉野の姫君の恋物語と構想― 芥川の「王朝」―『六の宮の姫君』『羅生門』の断片から― 毀れた物語のために―電子化時代の『在明の別』本文再建― あとがき/初出一覧/索引
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