国語語彙史の研究<42>
内容
目次
特集――学術用語 国語語構成研究に関する用語について 蜂矢真郷 「表記体」という概念 今野真二 「推量」認識の史的展開 古川大悟 「修飾」をめぐって―近代文法用語成立の一側面― 山東 功 学術用語「オノマトペ」の成立 小野正弘 「変体仮名」の語誌 山田健三 漢字検索法の一支流―四角号碼から五筆検字法まで― 阿辻哲次 (以上が特集) 萬葉集の「けだし」と「けだしく」 栗田 岳 語幹末に接尾要素をもつナリ活用形容動詞―平安時代から鎌倉時代における様相について― 村田菜穂子・前川 武 九州における近世期方言文献に見る格助詞ノ・ガの様相―肥筑・薩隅方言の差異を中心に― 彦坂佳宣 『波留麻和解』に見る近代漢語の定着過程(続編)―預防(予防)・預備(予備)・預定(予定)・預知(予知)の訓読み例― 櫻井豪人 「アメリカ大統領フィルモア国書」の翻訳文に見える「提督」について 浅野敏彦 明治期から平成期における接頭辞「非―」の変遷 小椋秀樹 大正 14 年『読売新聞』記事に見る言語意識―待遇表現・「カタカナ語」・子どもの命名・「間違い言葉」― 新野直哉 「クレーム」と「クレーマー」の相互作用 呉文傑 語彙索引 人名・書名・事項索引
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