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話し手・聞き手と言語表現~語用論と文法の接点~(開拓社言語・文化選書 101)
吉田 幸治,
金澤 俊吾,
鈴木 大介,
住吉 誠,
西田 光一
著
発行年月 |
2023年09月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
12p,218p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/人文科学/言語学/英語 |
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ISBN |
9784758926010 |
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商品コード |
1036518547 |
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NDC分類 |
830.4 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2023年10月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1036518547 |
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著者紹介
吉田 幸治(著者):近畿大学教授。専門は、英語学・言語学。
主要業績:「語頭子音が [ð] で始まる語の構造について」(『英語語法文法研究の新展開』英宝社、2005)、「語末に添加される要素による中核的意味の変化」(『英語語法文法研究』第28号、開拓社、2021)、「伝統的英文解釈指導の功と罪―必要なことと不必要なこと―」(『英語語法文法研究』第29号、開拓社、2023)、など。
金澤 俊吾(著者):高知県立大学教授。専門は、英語学・言語学、特に意味論。
主要業績:「NP-V-NP-AP 構文の意味的性質について」(『英語語法文法研究』第10号、開拓社、2003)、「いわゆる転移修飾表現再考」(『コーパスと英文法・語法』英語コーパス研究シリーズ第4巻、ひつじ書房、2015)、『語法と理論との接続をめざして―英語の通時的・共時的広がりから考える17
の論考』(共編著、ひつじ書房、2021)、など。
鈴木 大介(著者):大阪大学専任講師。専門は、英語学・英語語法文法・英語史。
主要業績:“Form and Function of the Modal Adverbs: Recent Linguistic Change and Constancy in British English”(Linguistics 53, 1365-1389, 2015)、“The Multifunctionality of ‘Possible’ Modal Adverbs: A Comparative Look”(Language 93, 827-841, 2017)、“The Semantics and Pragmatics of Modal Adverbs: Grammaticalization and (Inter)subjectification of perhaps”(Lingua 205, 40-53, 2018)、など。
住吉 誠(著者):関西学院大学教授。専門は、英語語法文法、フレイジオロジー、辞書学。
主要業績:『談話のことば2 規範からの解放』(研究社、2016)、『慣用表現・変則的表現から見える英語の姿』(共編著、開拓社、2019)、『コーパス研究の展望』(共著、開拓社、2020)、など。
西田 光一(著者):山口県立大学教授。専門は、英語学・言語学、特に語用論。
主要業績:「英語の記述内容の豊かな名詞句の同一指示用法と対話の定式化」(『英語語法文法研究』第24号、開拓社、2017)、“An Anaphora-Based Review of the Grammar / Pragmatics Division of Labor”(Proceedings of the Forty-Fourth Annual Meeting of the Berkeley Linguistics Society, 2019)、「コロナの時代と対話」(『リスクコミュニケーション:排除の言説から共生の対話へ』明石書店、2021)、など。
内容
言語表現の背後には、普段あまり意識されることがない多種多様な要因が複雑に絡み合っています。本書は主に英語を考察対象言語とし、好まれる表現と好まれない表現について、語・句・節・談話の各レベルに加え、文化的側面にも踏み込んだ研究を含むものです。形式化には馴染みにくい、構造構築のレベルを超える接近手法の面白さと可能性を感じていただければ、執筆者一同の喜びです。