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ニューロダイバーシティの教科書~多様性尊重社会へのキーワード~
村中直人
著
発行年月 |
2020年12月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
5p,133p |
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大きさ |
19cm |
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ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/神経・精神科学/神経・精神疾患 |
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ISBN |
9784760830428 |
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商品コード |
1032395417 |
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NDC分類 |
493.76 |
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本の性格 |
学生用/実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2021年01月3週 |
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書評掲載誌 |
朝日新聞 2022/03/12 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032395417 |
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著者紹介
村中直人(著者):1977年生まれ。大阪市立大学卒業後、京都文教大学大学院にて臨床心理学を学ぶ。公認心理師、臨床心理士。一般社団法人「子ども・青少年育成支援協会」代表理事、株式会社「クリップオン・リレーションズ」取締役。「日本ニューロダイバーシティ研究会」発起人。脳・神経由来の異文化相互理解という視点で2008年から発達障害支援事業の立ち上げと運営に携わり、現在は発達障害サポーター’sスクールの事業責任者として支援者の育成にも力を入れている。
内容
neuro(「脳・神経」)、そしてdiversity(「多様性」)。
この2つの言葉から生まれたneurodiversity(ニューロダイバーシティ)は、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方であり、社会運動を指す言葉です。
自閉症スペクトラム障害をはじめ発達障害と呼ばれる現象を、能力の欠如や優劣とは異なる視点、意味で捉えなおすための言葉であり、そしてさらには「すべての人の脳や神経の在り方」がその対象となる裾野の広さを持った言葉でもあります。
本書は発達障害に関わる支援者や教育者はもちろん、当事者やそのご家族、そして「多様性尊重社会の実現」に関心を持っているすべての方に「ニューロダイバーシティ」という人間理解の新たな視点をお届けする入門書となっています。