金澤　ますみ（著者）：金澤ますみ（かなざわ・ますみ）桃山学院大学社会学部ソーシャルデザイン学科准教授。
大学時代に社会福祉士実習を教護院（現在の児童自立支援施設）で、教育実習を高校で行い、学校のソーシャルワーカーとして活動したいという思いが強くなる。当時、ＳＳＷという仕事はなかったため、学校の相談員としての活動を継続。2005年度からＳＳＷに。現在は、ＳＳＷのスーパーバイザーも務める傍ら、子どもの権利条約を子どもに届ける出張授業に取り組んでいる。社会福祉士。
奥村　賢一（著者）：奥村賢一（おくむら・けんいち）福岡県立大学人間社会学部社会福祉学科准教授。
同志社大学文学部社会学科社会福祉学専攻卒業後、京都市内の障害福祉サービス事業所にて地域生活支援に従事。その後、大学院への進学を機に地元福岡へ戻りＳＳＷに。現在は、福岡県ならびに福岡市でＳＳＷのスーパーバイザーも務める。福岡県スクールソーシャルワーカー協会副会長。社会福祉士、精神保健福祉士。
郭　理恵（著者）：郭 理恵（かく・りえ）NPO法人コスモス村理事。
2003年より、生きるチカラを育むキャンプやワークショップ、人間関係トレーニング等の企画・運営に従事。2005年から地域の子ども誰しもが通える場である「学校」でソーシャルワーク実践を始める。大学院では修復的対話について研究。その後、大学でスクールソーシャルワーカー養成課程に携わり、現在は、ＳＳＷのスーパーバイザーを務める傍ら、修復的対話を教育現場で活用するためのワークショップや人権啓発・平和構築にかかわる活動を行っている。社会福祉士。
野尻　紀恵（著者）：野尻紀恵（のじり・きえ）日本福祉大学社会福祉学部社会福祉学科教授。
神戸大学教育学部卒業後、神戸市内高校教諭時代に阪神淡路大震災を経験。震災後、福祉教育を軸として神戸市長田区のまちづくりに参画。子どもたちとボランティア部を立ち上げ活動。福祉の奥深さにはまり大学院に進学し教育福祉を研究、茨木市ＳＳＷに。現在は、ＳＳＷのスーパーバイザーを務める傍ら、あいちスクールソーシャルワーク実践研究会を主催。社会福祉士。

スクールソーシャルワーカー（ＳＳＷ）として活動する人、ＳＳＷと仕事をする教育委員会の指導主事、学校教職員、ＳＳＷを目指す学生に、ＳＳＷが勤務初日から行う具体的な活動を紹介。学校でのソーシャルワークに必要な知識や技術、価値・倫理に至るまで幅広くまとめた。アレンジして現場でつかえる記録フォーマットはダウンロード可。