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高校・大学・社会学びと成長のリアル~「学校と社会をつなぐ調査」10年の軌跡~
濱中淳子,
板倉寛,
真下峯子,
知念渉,
中村高康
著
溝上慎一,
学校法人河合塾
編
発行年月 |
2023年10月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
191p |
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大きさ |
21cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/就学前教育・学校教育・生涯教育・家庭教育 |
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ISBN |
9784761929695 |
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商品コード |
1037118727 |
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NDC分類 |
376.41 |
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本の性格 |
実務向け |
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新刊案内掲載月 |
2023年12月1週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1037118727 |
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著者紹介
濱中淳子(著者):早稲田大学教育・総合科学学術院 教授
東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士( 教育学)。専門は、教育社会学、高等教育論。主な著書に、『検証・学歴の効用』(勁草書房、2013年)など。学歴、そして大学で学ぶことの意味を実証的に分析する他、『大学入試改革は高校生の学習行動を変えるか』(共著、ミネルヴァ書房、2019年)では、高校生の学習行動を進学校や部活動との関連から分析・発表している。
板倉寛(著者):文化庁文化経済・国際課長、内閣官房内閣参事官(内閣官房副長官補付)
一橋大学法学部卒業、政策研究大学院大学政策研究科専攻博士課程前期修了(政策研究修士)。1999年文部省入省。島根県教育委員会総務課長、大臣政務官秘書官、在英国日本国大使館参事官、教育課程企画室長、情報教育・外国語教育課長、文部科学省初等中等教育局学校デジタル化プロジェクトチームリーダー等を経て現職。『これなら! 学校DX ハンドブック』(翔泳社、2022年)に「未来の学びに向けた学校のデジタル化の進め方」を、『資質・能力を育成する授業づくり』(東洋館出版社、2021年)に「授業づくりにおける学習評価- 指導と評価の一体化のために-」を寄稿。
真下峯子(著者):昭和女子大学附属昭和中学校・ 昭和高等学校 校長
奈良女子大学理学部卒業、上越教育大学大学院学校教育研究科修了(教育学修士)。埼玉県の公立中学校・県立高校にて教諭として理科・生物教育に従事。埼玉県立川越女子高等学校教頭、埼玉県教育局県立学校人事課副課長、埼玉県立総合教育センター主席指導主事、埼玉県立松山女子高等学校校長、大妻嵐山中学・高等学校校長等を経て、2020年度から現職。
知念渉(著者):神田外語大学グローバル・リベラルアーツ学部 准教授
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了、博士(人間科学)。専門は、教育社会学、家族社会学。主な著書・論文に、『現場で使える教育社会学』(分担執筆、ミネルヴァ書房、2021年)、『〈ヤンチャな子ら〉のエスノグラフィー』(青弓社、2018年)など。『どんな高校生が大学、社会で成長するのか』( 学事出版、2015年)では、第3章「ジェンダーの視点からみた高校生の生活と意識」を担当。
中村高康(著者):東京大学大学院教育学研究科 教授
東京大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。専門は、教育社会学。戦後日本の教育と選抜の変容、高校生の進路に関する量・質混合調査等の研究に取り組む。主な著書に、『現場で使える教育社会学』(共編著、ミネルヴァ書房、2021年)、『大学入試がわかる本』(編著、岩波書店、2020年)、『暴走する能力主義』(ちくま新書、2018年)など。
溝上慎一(編者):学校法人 河合塾
学校法人桐蔭学園 理事長、桐蔭横浜大学 教授
学校法人河合塾 教育研究開発本部 研究顧問
「学校と社会をつなぐ調査」プロジェクト企画者。京都大学博士( 教育学)。専門は、青年・発達心理学、教育実践研究( 学びと成長、学校から仕事・社会へのトランジション、アクティブラーニングなど)。京都大学助手、講師、准教授、教授を経て、現職。桐蔭横浜大学学長(2020-2021年)。文部科学省教育課程企画室 教育研究開発企画評価会議 委員、文部科学省・日本学術振興会「成長分野における即戦力人材輩出に向けたリカレント教育推進事業」委員会委員(委員長)のほか、大学・高等学校の評価委員・指導委員を多数務める。
内容
高校生を対象に約10年間追跡する「学校と社会をつなぐ調査(通称:10年トランジション調査)」の最終成果報告。高校2年生からの変化や関連の分析を通して、新学習指導要領で大きく提起された資質・能力が、高校2年生から社会人3年目にかけてどのように変化するのか、高校・大学時の学習態度やキャリア意識、属性等が社会人における評価指標にどのように関連、影響を及ぼすのかを明らかにする。