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教育効果を可視化する学習科学
ジョン・ハッティ,
グレゴリー・イエーツ
著
原田 信之
監修
発行年月 |
2020年08月 |
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言語 |
日本語 |
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媒体 |
冊子 |
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ページ数/巻数 |
23p,493p,31p |
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大きさ |
22cm |
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ジャンル |
和書/社会科学/教育学/教科教育学 |
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ISBN |
9784762831157 |
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商品コード |
1031849142 |
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NDC分類 |
375.1 |
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本の性格 |
学術書 |
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新刊案内掲載月 |
2020年09月3週 |
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商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1031849142 |
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著者紹介
ジョン・ハッティ(著者):ジョン・ハッティ(John Hattie)
オーストラリア・メルボルン大学教授、同教育研究所所長、学習科学研究センター所長代行。ラウトレッジ出版社から刊行されたVisible Learning, Visible Learning for Teachers、エリック・アンダーマンとの共編著書The International Guide to Student Achievementの他、多数の著書を有する。
グレゴリー・イエーツ(著者):グレゴリー・イエーツ(Gregory Yates)
南オーストラリア大学上級講師。Educational Psychology編集委員。認知情報処理と社会学習理論の分野で多数の論文を有する。
原田 信之(監修):原田 信之(はらだ・のぶゆき)
〔現職〕
名古屋市立大学大学院人間文化研究科 教授(博士・教育学)
〔研究滞在〕
ロータリー財団奨学生(1991-92年オルデンブルク大学)、ドイツ学術交流会(DAAD)客員研究員(1994年エッセン総合大学、2000-01年ヒルデスハイム大学)、オルデンブルク大学招聘客員教授(2004-05年)、ハレ大学招聘客員教授(2010年)
〔主要著訳書〕
The Teaching of the History of One's Own Country(分担)Wochenschau Verlag 2020
『カリキュラム・マネジメントと授業の質保証』(編著)北大路書房 2018年
『学習に何が最も効果的か』ジョン・ハッティ著(訳者代表)あいり出版 2017年
『ドイツの協同学習と汎用的能力の育成』あいり出版 2016年(日本学校教育学会賞受賞)
『ドイツ教授学へのメタ分析研究の受容:ジョン・ハッティ「可視化された学習」のインパクト』(共編著)…
内容
教師と生徒に必要なのは,教授方法や学習環境だけでなく,「学ぶことの本質」への理解である。そして共に学習者となり,互いの視点で学習過程を見られるかが鍵となる。メタ分析データと学習科学の知見を照合し,31のテーマで,学びの成立と促進の条件を浮き彫りにする。学びを最大化する授業の実現と教育実践の見つめ直しに向けて。
【主な目次】
●第1部 学級内での学び
1章 なぜ生徒は学校で学ぶことが好きでないのか? ―― ウィリンガムの主張
2章 知識は教えることの障壁になるのか?
3章 教師と生徒の関係
4章 教師としてのあなたの人柄|生徒たちはあなたたちを信頼できているだろうか?
5章 学級学習のグローバルな指標としての時間
6章 復唱式授業法と学級学習の性質
7章 基礎学力における自発運動化に関する指導
8章 フィードバックの役割
9章 社会的モデリングと明示的な教え方を通した複合的な技能の習得
10章 専門的技能とはどのようなものとみなされるのか?
11章 いかにして専門的技能は開発されるのか?
12章 学級での指導領域における専門的技能
●第2部 学びの基礎
13章 いかにして知識は獲得されるのか?
14章 いかにして知識は頭の中に蓄積されるのか?
15章 学習は意識的である必要があるのか、そしてジェスチャーの隠れた役割は何か?
16章 認知負荷の影響
17章 あなたの記憶力はどのように伸ばせるか?
18章 スポーツであり、技術であり、教育的ツールでもある記憶術
19章 生徒の学習スタイルの分析
20章 大きく誤解されている複数タスクの同時進行
21章 学習者は本当に情報機器を使いこなしているのか?
22章 インターネットは私たちを浅薄な思考の持ち主にしていないか?
23章 音楽はどのように学習に作用するのか?
●第3部 自身を知ろう
24章 自信 ―― 表にでてこないその3つの水準
25章 自己高揚と「バカなやつともっとバカなやつ」の効果
26章 自己制御の獲得
27章 笑顔の神経科学 ―― 教えることの基本ツール
28章 社会的カメレオンであることの驚くべきメリット
29章 「見えないゴリラ」、非注意性盲目、そして注目
30章 すばやい思考とゆっくりとした思考 ―― あなたの中にあるロボットへの負債
31章 IKEA効果、努力、価値づけ