丸善のおすすめ度
人生の終わりに学ぶ観想の智恵~死の床で目覚めよという声を聞く~
コーシン・ペイリー・エリソン,
マット・ワインガスト
編
小森 康永,
栗原 幸江,
岸本 寛史,
坪野 圭介
翻訳
発行年月 |
2020年11月 |
---|
|
|
言語 |
日本語 |
---|
媒体 |
冊子 |
---|
|
|
ページ数/巻数 |
17p,415p,27p |
---|
大きさ |
20cm |
---|
|
ジャンル |
和書/生命科学、医学、農学/医学一般/医学一般 |
---|
|
|
ISBN |
9784762831324 |
---|
|
商品コード |
1032345585 |
---|
NDC分類 |
490.16 |
---|
|
|
本の性格 |
学術書/実務向け |
---|
|
新刊案内掲載月 |
2020年12月1週 |
---|
|
商品URL
| https://kw.maruzen.co.jp/ims/itemDetail.html?itmCd=1032345585 |
---|
著者紹介
コーシン・ペイリー・エリソン(編者):コーシン・ペイリー・エリソン(Rev. Dr. Paley Ellison, MFA, LMSW, DMIN)
ペイリー・エリソン牧師は,ACPE臨床牧師訓練の提供を認定された米国で最初の禅に基づく組織である,ニューヨーク禅センター観想的ケア(New York Zen Center for Contemplative Care: NYZCCC)を共同設立した。そこは,教育,直接奉仕,そして瞑想の実践を通して,観想的アプローチを普及させている。エリソンは、NYZCCCの教育パートナーであるNew York Theological Seminaryのパストラルケアとカウンセリングの修士プログラムにおいて,仏教徒学生のための学術顧問を務めている。彼は,統合医療学科の瞑想ケアサービスの副所長として、またMount Sinai Beth Israel Medical Centerの疼痛緩和ケア部門の牧師スーパーヴァイザーを務めており,そこの医療倫理委員会のメンバーでもある。現在は,アリゾナ大学医学部統合医学センターの統合医学フェローシップのスタッフであり,テキサス大学ヒューストン医…
マット・ワインガスト(編者):マット・ワインガスト(Matt Weingast)
ワインガストの瞑想への関心は,20代の頃に始まった。旅行の真っ只中,彼は,ガーナで平和部隊のボランティアを務め,高校の科学を教えた。彼はマサチューセッツ大学アマースト校でMFAを受けた。そこで彼は,作文を教え,かつ執筆指導教官を指導した。彼は現在,Insight Journalの編集者であり,マサチューセッツ州中央部にあるBarre Center for Buddhist Studiesでコミュニケーション部長をしている。
小森 康永(翻訳):小森康永(こもり・やすなが)
…… はしがき,はじめに,序,第1章,第2章,第13章,第14章,第19章,第20章,第21章,第23章,訳者あとがき
岐阜県に生まれる
1985年 岐阜大学医学部卒業
現 在 愛知県がんセンター精神腫瘍科部長
〈主著・訳書〉
『緩和ケアと時間』(著)金剛出版 2010年
『ディグニティセラピーのすすめ』(共著)金剛出版 2011年
『バイオサイコソーシャルアプローチ』(共著)金剛出版 2015年
『はじめよう! がんの家族教室』(編) 日本評論社 2015年
『手作りの悲嘆』(共訳)北大路書房 2018年
【シシリー・ソンダースとホスピスのこころ】(単著)春陽堂書店 2020年
栗原 幸江(翻訳):栗原 幸江(くりはら・ゆきえ)
……第3章,第5章,第6章,第7章,第9章,第10章,第15章,第16章,第17章,第18章,第22章,第25章
東京都に生まれる
1994年 コロンビア大学大学院ソーシャルワーク修士課程修了
現 在 がん・感染症センター都立駒込病院緩和ケア科 及び 認定NPO法人マギーズ東京 心理療法士
〈主著・論文〉
『Oxford Textbook of Palliative Social Work』(共著)Oxford Univ. Press, 2011年
『グリーフケア』(共著)メヂカルフレンド社 2012年
『系統看護学講座〈別巻〉緩和ケア』(共著)医学書院 2014年
『ともにある(5):神田橋條治 由布院の集い』(共著)木星舎 2016年
『進化するマインドフルネス:ウェルビーイングへと続く道】(共著)創元社 2018
岸本 寛史(翻訳):岸本寛史(きしもと・のりふみ)
…… 第4章,第8章,第11章,第12章,第24章,26章
鳥取県に生まれる
1991年 京都大学医学部卒業
現 在 静岡県立総合病院緩和医療科部長
〈主著・論文〉
『緩和のこころ』(単著)誠信書房 2004年
『緩和ケアという物語』(単著)創元社,2015年
『迷走する緩和ケア』(単著)誠信書房 2018年
『ニューロサイコアナリスへの招待』(編著)誠信書房 2015年
『がんと心理療法』(単著)誠信書房 2020年
坪野 圭介(翻訳):坪野圭介(つぼの・けいすけ)……詩
東京都に生まれる
2016年 東京大学大学院博士課程単位取得満期退学
現 在 和洋女子大学国際学部助教
〈主訳書〉
『サリンジャー』(共訳)KADOKAWA 2015年
『判断のデザイン』朝日出版社 2017年
『翻訳地帯――新しい人文学の批評パラダイムにむけて』(共訳)慶應義塾大学出版会 2018年
『数字が明かす小説の秘密――スティーヴン・キング、J・K・ローリングからナボコフまで』DU BOOKS 2018年
『マシューの見てきた世界――人生に退屈しないためのとっておきの21話』ele-king books 2019年
内容
ニューヨーク禅センターを設立した僧侶、コーシン師らが編んだ「死」と「看取り」についてのエッセイ集。マインドフルネスを含む東洋思想から、シシリー・ソンダースやエリザベス・キューブラー・ロス、ノーベル文学賞受賞者のデレク・ウォルコットまで、珠玉の論考26本と詩28本で構成。文学・文芸と医療が融合したビブリオセラピー。ホスピスや終末医療に関わるすべての人、必読の書。
■推薦の言葉
“素晴らしい! 死に向かう際の完全なる関与、思いやり、智恵の表裏を探求するための必須の宝を、よくぞ一冊にまとめたものだ”
――『マインドフルネスストレス低減法』の著者,ジョン・カバットジン
“他人を思いやる温かい気持ちを育てることで、自然と心は安らぎます。『人生の終わりに学ぶ観想の智恵:死の床で目覚めよという声を聞く』は、このような愛と思いやりの心の発達をサポートします”――ダライ・ラマ14世法王
■本書の主な目次
【詩】「無題」…固山一鞏
第1章 重い病いのケアを変革する……ダイアン・メイヤー
第2章 私と共に目を覚ましていなさい──聖クリストファー・ホスピスの設立……デイム・シシリー・ソンダース
【詩】「約束」,「門」,「三日間」,「最後のとき」,「生きている者がすること」……マリー・ハウ
第3章 マインドフルネスは片手間仕事ではない──認知症、花、そして注意……イッサン・ドーセイ
第4章 未完の仕事、自分が知っているということをどのように知るか……エリザベス・キューブラー・ロス
第5章 ダルマビジョンを創る……アニェン・リンポチェ
【詩】「幸運」,「薬」……トニー・ホーグランド
第6章 神の使者たちとの出会い……菩提比丘
第7章 癒しとなる出会い──お互いの「あいだ」に生じるスペースでの出会い……ジュディ・リーフ
【詩】「病院の歌」,「病院の創作ワークショップ」……ラファエル・カンポ
第8章 戒を拠り所とする──難しい判断を行い、結果を受け入れ、眠れなくならないようにする方法……クレイグ・D・ブリンダーマン
第9章 瞑想の練習──死ぬことの練習……ジョセフ・ゴールドスタイン
【詩】「体を洗う」……ニック・フリン
第10章 死のメタファーを見直す……ラム・ダス
第11章 影を認める……ロドニー・スミス
【詩】「無題」……柄井川柳
第12章 自分がすでに現成している菩薩になること(そしてそれを保つこと)……マイケル・カーニー&ラドリ・ワイニンガー
【詩】「診察」,「あとの体」,「無題」……ジェイソン・シンダー
第13章 ヒリヒリするところ……ノーマン・フィッシャー
【詩】「愛につぐ愛」……デレク・ウォルコット
第14章…